元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が27日、YouTubeチャンネル『高木 豊 Takagi Yutaka』で公開された動画「巨人・阿部慎之助監督の辞任について思うこと」に出演。阿部慎之助の監督辞任について語った。

阿部慎之助前監督

阿部慎之助前監督

「娘さんが前を向いていけるように考えてあげないといけない」

動画冒頭、高木氏は「(動画を)撮るかどうか迷っていた」と切り出し、「阿部慎之助逮捕という出来事があって、繊細なことなので事実関係が分からないと(話せない)」「なかなか動画を回すことにはならなかったんだけど」と吐露。

その上で、「やっぱりかわいい後輩だし、どうしようかなと思ってたんだけど、いろんな報道が出てるなかで、このままこの騒動が終わってしまう、これでいいのかなという違和感。事実関係ばかり話をされて、阿部慎之助というお父さんとその娘さんが、この報道だけでいいのかなと思うと、なんとなく違和感があったので、動画を回していこうかなと思ったんだよね」と説明する。

続けて、高木氏は「すごく違和感があったのが……家庭内のトラブルがあって、それが逮捕まで至ったと。それで慎之助が辞任までしたと。これが正しい処分とか、間違った処分とか、それは別に関係ないことで。慎之助が辞任を申し入れた、原前監督の意向を球団が聞いたと言われれば、もうそれだけだったと思うけど、ただ、家庭内のトラブルがここまで大きなことになって、それで傷ついてる人って誰が一番かというと、やっぱり娘さんだと思うんだよね」と持論を展開。

そして、「このまま、『はい、この事件は終わりです』となったら、(娘さんは)それをずっと引きずることになると思うんだよ。お父さんの処分だとか、いろんなことがあって」「娘さんって18歳なんだよね。そりゃ人って間違いも起こすし、失敗もするよ。世間を巻き込んで大きな騒動にはなったけど、家庭内のトラブルであって、みんなが騒ぎ立てて、娘さんをどうこう言えるようなことでもないと思うんだよ。だから、娘さんが前を向いていけるように考えてあげないといけないと思うよね」と話していた。

【編集部MEMO】
横浜大洋ホエールズ、横浜ベイスターズ、日本ハムファイターズなどで活躍した高木豊氏。1985年、当時の監督である近藤貞雄さんの発案で、加藤博一さん、屋鋪要氏、高木氏というチームの俊足打者が1番、2番、3番と並ぶ「スーパーカートリオ」を結成したことでも知られる。現役引退後は、アテネオリンピック日本代表内野守備・走塁コーチや横浜DeNAベイスターズのヘッドコーチなどを務めた。YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』では、野球界ニュースの解説やゲストを招いた対談動画が公開されており、ダルビッシュ有がゲストとして登場した動画「【遂に登場!!】ダルビッシュ有が見た『大谷翔平』と『佐々木朗希』の可能性とダルビッシュの“人間力”」は300万回を超える再生数を記録している。