アイドルグループ・日向坂46の齊藤京子が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『泥濘の食卓』(21日スタート 毎週土曜23:30~)の場面写真が9日に公開された。

  • 齊藤京子

    齊藤京子=テレビ朝日提供

■齊藤京子初単独主演ドラマ『泥濘の食卓』

伊奈子氏によるコミックを実写ドラマ化し、齊藤が初の単独主演を務める同作は、毒親に育てられたことで「自分には何の取り柄もない」と思い込んでいる自己肯定感の低いスーパーの店員・捻木深愛がバイト先の店長と不倫をし、やがて店長の息子、店長の妻と、愛する相手の家庭へ徐々に寄生して泥濘へと引きずり込んでいく“パラサイト不倫”を描く物語。

場面写真として公開されたのは、齊藤演じる主人公・深愛の瞳からひと筋の涙がこぼれる1枚。まっすぐで純粋な愛で不倫相手の店長・那須川夏生(吉沢悠)を思う深愛に一体何があったのか、その涙の真相とは。同時に、那須川とその息子・ハルキ(櫻井海音)の場面写真も公開。白髪交じりのボサボサ頭にヨレヨレのスウェットという哀愁漂う那須川と、どこか寂しさを感じさせる制服姿のハルキは、原作から飛び出したようなビジュアルとなっている。

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■主題歌がヘッドフォンの中の世界の新曲に決定

今作の主題歌は、ヘッドフォンの中の世界の新曲「引き算の美学」に決定した。ヘッドフォンの中の世界は匿名ユニットで、その正体は不明。2021年10月に突如音楽シーンに現れ、デビュー曲「僕の生きがい」が『この初恋はフィクションです。』(21年)の主題歌に抜擢されると、「このアーティストは誰?」と話題になり、SNSや配信サイトで注目を集めた。続く「それでも春夏秋冬」、「その他大勢」などもドラマの主題歌やエンディングテーマに。そして今作の主題歌「引き算の美学」は、物語の世界観に寄り添った歌詞に、力強く突き抜けるようなボーカルとエネルギッシュなロックサウンドが掛け合わさり、よりドラマの世界観を深める楽曲となっている。

  • 吉沢悠

  • 櫻井海音