女優の原菜乃華、戸田菜穂、筒井真理子が、アイドルグループ・日向坂46の齊藤京子が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『泥濘の食卓』(10月21日スタート 毎週土曜23:30~)に出演する。

  • 左から戸田菜穂、原菜乃華、筒井真理子=テレビ朝日提供

■齊藤京子初単独主演ドラマ『泥濘の食卓』

伊奈子氏によるコミックを実写ドラマ化し、齊藤が初の単独主演を務める同作は、毒親に育てられたことで「自分には何の取り柄もない」と思い込んでいる自己肯定感の低いスーパーの店員・捻木深愛がバイト先の店長と不倫をし、やがて店長の息子、店長の妻と、愛する相手の家庭へ徐々に寄生して泥濘へと引きずり込んでいく“パラサイト不倫”を描く物語。

■原菜乃華、戸田菜穂、筒井真理子が『泥濘の食卓』出演決定

深愛とスーパーの店長である父・那須川夏生(吉沢悠)がただならぬ関係だと知っても思いを募らせていく息子・那須川ハルキ(櫻井海音)。そんなハルキに思いを寄せる幼馴染・尾崎ちふゆを演じるのは、2022年公開のアニメーション映画『すずめの戸締まり』で1700人を超えるオーディションから主人公の声優に選ばれ、NHK大河ドラマ『どうする家康』、公開中の映画『ミステリと言う勿れ』など話題作に続々と出演している原。ちふゆのハルキに対する思いはすさまじく、ハルキを独占したいがために、学校で「ハルキが自分をレイプしようとした」というとんでもない嘘を広めてハルキを孤立させたり、ハルキが深愛に思いを寄せていることを知って苛立ちを募らせては、どんどん行動をエスカレートさせていく。

那須川の妻・那須川ふみこを演じるのは戸田。病気を患い、家にひきこもる生活を送っていたところ、夫の不倫相手とも知らず近寄ってきた深愛に心を開き始め、仲良くなる。そして那須川家一家もろとも深愛の泥濘に引きずりこまれ、パラサイトされていく!? 深愛の母親・捻木美幸を演じるのは、映画『淵に立つ』で2016年カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞したほか多数の映画祭で主演女優賞に輝き、2019年公開の主演映画『よこがお』では、芸術選奨映画部門文部科学大臣賞、Asian Film FestivalのBest Actress最優秀賞を受賞するなど、国内外から高く評価されている筒井。演じる美幸は深愛を抑圧してきた毒親で、深愛の那須川への度を越したまっすぐ過ぎる愛を生むきっかけを作った元凶とも言える存在だ。

そのほか、スーパーの店長・那須川の元、深愛と一緒に働くスーパーの店員・児玉役を演じるのは、劇団カムカムミニキーナに所属する未来。同じくスーパーの店員・中村を演じるのは、2021年に女優デビューし、翌年にミュージカル『シンデレラストーリー』で主演に抜擢された水嶋凜。ハルキの同級生・谷口役には、『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(23年)で連ドラ初レギュラー出演を果たした岩瀬洋志が決定した。

そして今作初のティザー予告映像が、9月23日放送のドラマ『ハレーションラブ』(毎週土曜23:30~)内で公開されることが決定。初単独主演・齊藤が演じる主人公の深愛に注目だ。

■原菜乃華(尾崎ちふゆ・役) コメント

お話を頂いてから原作を読ませて頂いたのですが、個人的に、好みど真ん中すぎる作品だったので、絶対に参加させて頂きたいと強く思いました。原作で1番好きなキャラクターでもあるちふゆ役ができるなんて、とてもうれしいです。

ちふゆは、強烈なキャラクターではあるけれど、ある種とても一途で真っ直ぐ人を愛し続ける事ができる乙女だということは忘れず、主人公の深愛と同じく、ちふゆも親からの歪んだ愛情や教育の被害者であるという事を頭におきながら演じたいと思います。

齊藤さんと櫻井さんと実際にお会いしてみて、お2人とも漫画から飛び出してきたかの様なぴったりのビジュアルで、本読みで並んでいる姿を見た時、深愛とハルキが実在している! と思いました。柔らかくて穏やかな雰囲気のお2人からは想像もつかない役柄なので、撮影がとても楽しみです。

強烈なキャラクター達の行動や今後の展開に、おののきながらも、目が離せなくなるような、まさに泥濘のような作品だと思います。そんな中毒性のある物語を是非楽しみにして頂けたらうれしいです。

■戸田菜穂(那須川ふみこ・役) コメント

原作は、これまで味わったことのない混沌とした読後感でした。人間のぬかるみ……この雰囲気をうまく表現できたらなあと願っています。今作では那須川の妻・ふみこを演じさせていただきますが、優しいからこそ弱い、優しいからこそ傷付き内へ内へと向かうふみこを愛しみながら演じたいと考えています。

主演の齊藤さんをはじめ、吉沢さん、櫻井さんとはポスター撮影の日に初めてお会いしたのですが、みなさんすでに原作のイメージにぴったりはまっていらして、びっくりしました! 撮影が楽しみです。

何か面白い作品が立ち上がる予感がしています。熱量が物すごいです。感情の泥濘にどうぞ皆さまどっぷりと浸かってください。

■筒井真理子(捻木美幸・役) コメント

原作を読んだ時は若者たちの心の叫びを聞いたような感情になり、登場人物たちが愛おしくなりました。さらに台本ではハラハラドキドキのジェットコースター感覚が加わり、毎回読み進めるのが楽しみでした。

私が演じる美幸は、我が子を思うゆえの毒親……子を持つ親なら誰もが陥る可能性があるのかもしれません。表面化する言動は性格によって違うとは思いますが、誰の中にも美幸はいるのだと信じて頂けるよう意識して演じています。

主演の齊藤さんは、しっとりと湿り気を帯びた憂いのある雰囲気が『泥濘の食卓』の世界観にぴったりで、作品の完成がとても楽しみになりました。まだ読み合わせとスチール撮影でお会いしただけですが、これから楽しく一緒に作品作りができそうです。

誰もが抱えているであろう悩みや苦しみとどう向き合っていくのか? そんなことも一緒に手探りできるドラマになると思います。安里監督が織りなす濃密で極上のエンターテイメントをお楽しみ頂きたいです。