幼い頃、漫画に登場する肉の塊にかぶりつきたいと思った筆者。そんな願いが叶う店があるのを、皆さんは知っているだろうか。今回は、自称"食べ盛り"のアラサー男性4人を引き連れて肉のデカ盛りを食べてきた。

  • 【異次元のデカさ】「2kgの肉塊」にアラサー5人で食らいつく!

■マロリーポークステーキとは?

見た目もド迫力な塊肉を提供するのは、「マロリーポークステーキ」。東京をはじめ、大阪や宮城にも店舗を展開するポークステーキ専門店だ。今回訪れたのは、大手町駅から徒歩3分ほどに位置する「大手町ホトリア店」。平日の夜にも関わらず、店内はビジネスマンたちで賑わいを見せていた。

  • マロリーポークステーキ 大手町ホトリア店

同店の名物メニューは、なんといっても塊で出てくる「ポークステーキ」。山の名前を冠したステーキは、サイズが大きくなるごとに標高の高い山の名前が付けられている。最小サイズの「日和山 200g」にはじまり、サイズアップするにつれて「富士山」や「マッターホルン」などが登場する。

  • 山の名前を冠したメニュー

筆者にとっては、最小サイズでも十分おなかいっぱいになりそうだが、今回頼むのは最も大きなポークステーキ「オリンポス 2000g」(6,990円)!

そもそもオリンポス山なんてあったけ?と疑問に思い調べてみると……「オリンポス」は火星の北半球にそびえる巨大火山なんだとか。しかも、高さは20kmを超える。いやいや、地球を飛び出してるし、想像しづらい高さだし、もうわけわからん!!

名前からして半端なさそうな「オリンポス」を待つこと約10分、ついにそいつはやってきた!

■オリンポスとご対面~

  • おぉ~と感嘆の声があがる

漫画に登場するような2kgの肉塊に対し、感嘆の声が筆者たちだけでなく、隣の席からも聞こえるほど。その大きさにひるむと思いきや、目を輝かせる食べ盛りくんたち。

  • 2kgの肉にはマッシュポテトとクリームスピナッチが添えられている

まずは、豪快な肉をカット! すると、やわらかい肉質なのか思っていたよりも簡単に切ることができた。断面は美しいピンク色。その鮮やかな見た目に加え、香ばしい香りが食欲をそそる!

  • 美しいピンクの断面・香ばしい香りに食欲がそそられる

各皿に盛り付けてもらうと、なんと肉がはみ出てしまうではないか! このビッグサイズ、本当に食べきることができるのか……!?

  • 皿からはみ出てる~!

■いざ実食!

それでは、早速一口。焼くには苦労する大きさだが、絶妙な火入れで、外はカリッと、中はしっとりとやわらかい。ジューシーさは残しつつ、脂っこくないので意外にサクサクと食べられる。

  • ボリューミーだけどパクパク食べられる

それでも途中で飽きてしまうでしょ……と心配な人のために、卓上には6種の調味料が用意されている。その種類は、マスタード・塩・こしょう・かき醤油・ゆずこしょう・ワサビといった豊富なラインナップで、味付けも自由自在。

  • 6種の豊富な調味料

肉本来の旨みを堪能するならシンプルな「塩・こしょう」で、さっぱりといただくなら「ゆずこしょう」がおすすめだ。そのほか、めずらしい「かき醤油」は、しっかりカキの味わいを堪能できるので、興味がある人はぜひ試してみてほしい。

  • ゆずこしょうが筆者のお気に入り

そんなこんなで、食べること約20分。ボリューミーすぎてギブアップ……なんてこともなく、巨大なオリンポスは5人の腹の中へあっという間に消えていった。

  • 約20分で完食!!!


今回は食べ盛り(?)と一緒に行ったのでペロッと食べられたが、「オリンポス」は基本的に7~8人前。一緒に行く顔ぶれにあわせ、サイズはセレクトしてほしい。なお、オリンポスなどのビッグサイズは、その場でも注文はできるそうだが、事前予約をしておくのが安心だ。

味も見た目も規格外! 漫画のような肉に出会いたいなら、「マロリーポークステーキ」へぜひ足を運んでみては?

■Information
マロリーポークステーキ 大手町ホトリア店
【住所】東京都千代田区大手町1-1-2 大手門タワー・JXビル B1F
【定休日】なし ※祝日は状況により不定期休み