岩手県の沿岸南部、三陸復興国立公園のほぼ中央に位置する釜石市(かまいしし)は、温暖な気候に恵まれた自然豊かなまち。世界3大漁場のひとつ「三陸漁場」の重要な漁業基地として栄えてきました。

今回紹介する返礼品は、海の幸を贅沢に使用した「三陸海宝漬」。メディアでも紹介されたことがある釜石市の特産品とは、一体どのようなものなのでしょうか。

本稿では、マイナビふるさと納税担当者が、気になった返礼品を紹介していきます。

今回は、「海の幸を贅沢に使用! 三陸海宝漬」の特徴や事業者の商品に対するこだわり、返礼品になった経緯などについて詳しく調べてみました!

釜石市の返礼品「三陸海宝漬」について

・返礼品名:三陸海宝漬 350g
・提供事業者:有限会社中村家
・岩手県釜石市鈴子町5番7号
・内容量:350g
・寄附金額:1万4000円

「三陸海宝漬」のふるさと納税の寄附金額は1万4000円。

めかぶ醤油漬に「だまし煮」という独自の技法でやわらかく煮上げたあわびと、濃厚いくらをトッピングした、中村屋のベストセラーで看板商品の「三陸海宝漬」。

  • 岩手産エゾアワビ

あわびは、岩手県産の「エゾアワビ」を使用。クロアワビよりも冷水域に分布するため、身は小ぶりですが、肉質・味共に上質なものが多く、中村屋では三陸海宝漬をはじめとする製品に使用しているそうです。

めかぶは、シャキシャキと歯触りがよく、粘り強い三陸産めかぶを使用。こだわりの醤油ダレに漬け込み、ご飯によく合う味に仕上げられています。

いくらは、河川に遡上する前の鮭から獲れる、皮がやわらかく品質の良いいくらを使用。口の中で溶けるような旨みが特徴です。

解凍してご飯に乗せるだけで、贅沢なごちそうに! 和食のプロが数十年にわたって追求し尽くしたこだわりの逸品。「白米との相性抜群! 」「おかわりが止まらない! 」といった声が多数届いており、リピーターの多い返礼品なのだそう!

「三陸海宝漬」がふるさと納税の返礼品になった経緯と実績

本返礼品を提供する「中村家」は、昭和20年に地元食材を提供する料理店として創業し、昭和50年以降は料理修業を終えた兄弟が後を継ぎ、「海鮮料理 中村家」として四季折々の地元の食材を活かした本格的な割烹料理の提供を開始。

そのメニューのひとつとして生まれたのが、「海宝漬」なのだそう! 海宝漬は評判を呼び、平成5年にはその販売を軸とした「有限会社中村家」を設立したという経緯があります。

「長年地元に愛されてきた釜石の味を全国の方にもお届けしたい」という想いのもと、ふるさと納税返礼品として提供されるに至りました。

寄附者からの反響

・おつまみによし。ご飯にかけてよし。家にいながらにして普段の食事がごちそうになって、子どもたちも大喜びでした。
・おいしいです。日本酒の肴に、白ご飯に、家族みんなで食べてあっという間になくなりました。
・初めて頼んだ海宝漬。思っていた以上に豪華でおいしかったです。そのまま食べても、ご飯に乗せても最高でした。またリピートしたいと思います。
・高級な海の幸がふんだんに入っており、ご飯にかけると一気に高級海鮮丼になりました。いろいろな種類の魚介類が入っているので食感も違い、とってもおいしくいただきました。

事業者の想い


私たちは地元素材にこだわりを持ってきました。それは恵みをもたらす三陸の漁業や海、地域を守り、活かすことが大事であると考えているからです。そして、その素材を活かし、お客様にほんものの海の味、感動をお伝えしていきたい……私たちが培ってきた経験、地域への誇り、心は誰にも負けないと自負しています。今後も三陸、そして岩手の食材の魅力を全国に発信していくため、さらに精進を重ね、よりよい商品づくりを目指していきたいと思います。


今回は岩手県釜石市の返礼品「海の幸を贅沢に使用! 三陸海宝漬」を紹介しました。あわび、めかぶ、いくらと三陸の海の幸を、思う存分味わえます。名前のとおり、“海の宝”のような贅沢な逸品! 気になる方は一度チェックしてみてください。
※寄附金額は掲載開始日(2023年8月29日)時点のものです。