JR九州は12日、筑肥線の電化40周年と福吉~浜崎間の開業100周年に合わせ、筑前前原~西唐津間(筑肥線・唐津線)でJNRマーク付きの国鉄色に塗装した103系1編成(3両編成)を8月8日から運行すると発表した。これに先立ち、8月6日に唐津車両センターでお披露目会も実施する。

  • 103系国鉄色車両のイメージ

現在、筑肥線の姪浜~唐津間、唐津線の唐津~西唐津間が直流電化され、福岡市地下鉄空港線(福岡空港~姪浜間)と相互直通運転を実施している。筑肥線の103系は1983(昭和58)年の電化開業に合わせて導入され、以前は6両固定編成の103系が福岡市地下鉄空港線に乗り入れていたが、現在は3両固定編成のみとなり、筑前前原~西唐津間での運用となっている。

JNRマーク付きの国鉄色となった103系のお披露目会は、8月6日に1部(11時30分から約90分間)・2部(13時30分から約90分間)に分けて開催。内観・外観・運転台を見学でき、参加特典として「方向幕オリジナルキーホルダー」(1個)と「オリジナルポストカード」(1枚)がプレゼントされる。

7月13日9時30分から、「JR九州トラベルデスク(STORES予約)」サイトで申込みを受け付け、1部・2部ともに各35名を先着順で募集する。参加費は大人・こども(小学生)同額で9,800円。小学生未満は参加できず、中学生以下の参加は保護者の同伴(人数分の予約)が必須となる。