コロナ明け、久々の飲み会の席で「もう宴会をやっても、ええんかい?」と、ニヤリとしたかと思えば、すかさず刺身を前に「このイカ、イカしてるね~」と上機嫌の上司。

日本では、それを“おやじギャグ”と呼んでいますが、「こあらの学校」こあたんさん(@KoalaEnglish180)によれば、英語でも同じなのだとか……

カナダ人の同僚と「しょうもないジョークのことを英語で”dad joke”って言うけど、日本語でも”おやじギャグ”って言うんだよ」って話してたら、フランス人とロシア人と韓国人の同僚も「それうちの国でも同じ!」って言っててみんなで爆笑した。どこの国でもおじさんはサムいジョーク言いたくなるんやな…
(@KoalaEnglish180より引用)

英語でも“おやじギャグ”はそのまんま、“dad joke”って言うんですね(笑)。日本独特の言い回しなのかと思いきや、フランス・ロシア・韓国でも!!

この投稿に、「万国共通、おやじギャグw」「中年男性の悲哀と可愛らしさ、素敵やん」「インターナショナルなスケールで親父同士の強い絆のようなモノを感じた」「万国共通なんですねぇぇ。。 抗えないんだなぁ。。そう考えると、なんだろ、かわいく思えてきた」「世界のお父さんたち最高」といったコメントが続々と。"おやじギャグ=寒い"と言われがちですが、意外とみなさん温かい目で見てくれているようですね。

また、現在“おやじ”世代である当事者からは「どいつもこいつもオヤジを馬鹿にしやがって笑笑!!!」「オジさん悲しみ…」「すまんな」といった切ないツイートのほか、こんな意見も。

・「これな、ウケると思って言ってる訳じゃないんだよ。ギャグを思い付いたら、黙っているのが無理になるんだ。言いたいから言ってるだけで、面白いと思ってる訳じゃないんよ」

・「自分がこの年になってわかったんだけど。おじさんがオヤジギャグを言ってしまう理由は、二つある。 1.発言にブレーキがきかなくなる。2.ちゃらけようと頑張ってる」

・「オヤジになって分かった事は、それが面白いギャグだと思って言ってないって事。つまらなさと面白さのギリギリのラインを探してる。侘び寂びの精神に似てる」

・「自分が中年にさしかかると言いたい気持ちというか、何故おやじギャグを発したくなるかを理屈ではなく感覚で理解できるようになってきた」

周りの空気や若手社員の表情が凍りつこうが何のその。それでも下を向かずに楽しそうに言い放つのが、ある意味“おやじギャグ”のいいところ。今、凍りついている若者も、20年もすれば、身をもってオヤジの心境が分かるようになるのかもしれませんね。


さて、以前にもマイナビニュースでは、「こあらの学校」こあたんさんのこんな投稿を取り上げていました。

日本人なら「寝坊してしまったので遅刻します。申し訳ございません。」と連絡してくるところ、オーストラリア人の同僚は「よく眠れたので遅れます!」と連絡してくる。ポジティブで清々しいから明日から取り入れていきたい。
(@KoalaEnglish180より引用)

オーストラリアから英語を楽しく学べるイラストを日々投稿している「こあらの学校」こあたんさん。「生きた英語文化を学びたい」「英語の“おもしろい“を知りたい」方必見です! 興味のある方は、ぜひのぞいてみてはいかがでしょう?