「日本の常識は世界の非常識」とよく言われますが、日本に生まれ育つと何がそれにあたるのかわからないことも多いもの。

そんな私たちに思いがけない気付きや驚きを与えてくれるのが、海外出身の方の視点です。東京在住のフランス人Youtuber・Bebechan(@bebechan_france)さんが、「フランスには○○がない」とツイートし、驚きを呼んでいます。

  • ※画像はイメージです

日本に来て本当に感動したのが、窓についてる網戸。フランスは網戸がないから、夏場は虫がビュンビュン入ってくる。網戸があると、冬場も換気する時マジで便利だし、なんでこれがフランスに存在しないのか本当に謎なくらい大好き。フランスに住んでるフランス人も、これ見たら発狂すると思う。(@bebechan_franceより引用)

この投稿に対し、リプライや引用リツイートでは、「え?フランスって網戸無いの?ビックリ」「網戸って世界中に普通にある物だと思ってました」といった驚きの声が続々。

「確かに!オランダもスペインもなかった!」「イギリスもないです」と、「この国には網戸がない」というコメントが多数寄せられたほか、「ベルギーですが、網戸はついてますよ」「スイスやイタリアにもありますよ」「最近はフランスでも網戸、見かけるようになりましたよ」という声もありました。

オーダーで網戸を設置したり、DIYで自作したりする人もいるようなので、必ずしも「この国には網戸がない」と言い切れるものではなさそうですが、ヨーロッパでは網戸がデフォルトにはなっていない国が多いようです。

その理由は定かではありませんが、「日本に比べると虫(特に蚊)が少ない地域が多い」「景観を重視する」といった要因があるのかもしれません。

それにしても、網戸が一般的でないフランスではどのように虫対策をしているのでしょうか。投稿者のBebechanさんに聞きました。

「フランスは網戸がない」、投稿者に聞いてみた

――フランスでは「網戸」がないそうですが、虫が入ってくる場合、どんな対策をされているのでしょうか?

一言で言うと、対策はないです(笑)。窓を開けっぱなしにして虫を全力でウェルカムしている状態ですね(笑)。

エアコンがないため、窓を開けることは必要不可欠です。僕の住んでいるニースという都市は、湿度がとても低いので、日本と比べると蚊が少ないということもありますが、やはり虫は入ってきますし、フランスだとそれが当たり前になっているのかもしれません。

当たり前とはいってもやはり迷惑しますし、不快ですが(笑)蚊のせいで夜に目が覚めて、部屋中探し回るなんてよくあることです。

蚊取りグッズはフランスでも売ってるので、気になる人はそういう商品を駆使することが多い印象です。

――多くの反響が寄せられたことについて、率直な感想をお聞かせください。

皆様の反応はとても興味深かったです!フランス人と日本人の「当たり前」の違いが大きく表れていて、非常に面白いと感じました。

網戸がない生活なんて、日本の皆様からしたらありえないですもんね!フランスに網戸を導入するにはどうしたらよいのか考えてくださる方もいて、これは今後のフランスの網戸事情にも光が見えてきそうだと感じました。


「日本に恋して20年以上」というBebechanさん。日本人が気付いていない日本の独自性や、日本人が見過ごしている日本の魅力を豊かな感性と表現力で発信して、多くの人に驚きや笑い、気付きを与えています。

YouTuberとしても活動しており、YouTubeチャンネル「Bebechan - 日本のフランス人」ではフランスと日本の文化の違いについても多数の動画を投稿されています。

先日は、小林幸子さんの大ファンであるBebechanを運営するオレリアンさん(通称オレちゃん)の前に、突然小林幸子さんご本人が登場して、生歌を披露してくださるというドッキリ動画も。「まだ現実だと信じることができないし、すべてが夢であったように感じています」と大興奮のオレちゃんの様子や、小林幸子さんのあたたかいお人柄に見ているこちらも幸せになる動画です。

彼のツイートや動画を見ると、ちょっぴり世界が広がるかもしれません。