JR東日本水戸支社・東北本部は21日、仙台車両センターと勝田車両センターがコラボした撮影会の初開催を発表した。7月22日に仙台車両センターで開催され、電気機関車ED75形(仙台車両センター所属)とE531系「赤電」(勝田車両センター所属)を展示。かつてED75形や「赤電」が活躍した頃の常磐線を再現する。

  • 交流電気機関車ED75形(JR東日本水戸支社提供)

交流電気機関車ED75形は、ED71形の後継車として旧国鉄が設計開発し、1972(昭和47)年から製造された。JR東日本に5両が現存し、うち3両が仙台車両センターに所属。撮影会では2両を展示する。

E531系「赤電」は、勝田車両センター所属のE531系(5両編成・10両編成の各1編成)を使用し、1985(昭和60)年まで運転された401系の「赤電」塗装をイメージした帯色を配した車両。撮影会では、首都圏エリアで運行される2階建てグリーン車を連結した10両編成を展示する。E531系は通常、常磐線において原ノ町駅までの運用だが、今回の撮影会のため、仙台車両センターまで特別に回送するという。

  • E531系「赤電」(JR東日本水戸支社提供)

7月22日に第1部(10時30分から11時30分まで)・第2部(13~14時)の2回開催。中学生以上を対象に各回30名、合計60名を募集する。参加費は2万5,000円。申込みは「JRE MALL」水戸支社にて6月26日12時30分から受付開始し、定員に達し次第、募集を締め切る。