俳優の萩原利久が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『月読くんの禁断お夜食』(毎週土曜23:30~)第8話がきょう10日に放送される。

  • 萩原利久=テレビ朝日提供

アサダニッキ氏によるコミックを実写化する同作は、ストイックに完璧を求めすぎるあまり食に興味を失ってしまったカリスマパーソナルトレーナーの御神そよぎ(トリンドル玲奈)が、料理上手なナゾ多き年下男子・月読悠河(萩原)と運命的に出会い、禁断の夜食を振る舞ってもらうことで食の楽しさを思い出していくグルメラブストーリー。月読の兄である朝日奈大河を浅香航大、そよぎの後輩であるパーソナルトレーナー・穂波司をINIの尾崎匠海、そよぎの同僚の今どき女子・沢村有沙を樋口日奈、そよぎの先輩・チーフの大岩を丸山智己が演じている。

そよぎの部屋で朝日奈の上着を発見した月読。すると、なんと突然朝日奈がそよぎの部屋にやってくる。驚いたそよぎは、インターホンは間違いだったと朝日奈を迎え入れないものの、気まずい空気が2人を包む。朝日奈はマンションを後にするが、そよぎの部屋の明かりを無表情で見つめる。後日雑誌の取材を受ける朝日奈は心の糧を弟・月読だと、素直な気持ちを答えるが、月読は嫉妬心や猜疑心から冷たく当たり、反抗的な態度。兄弟間の確執はより深くなっていく。

これまで月読視点、そよぎ視点で展開されてきた今作だが、第8話にして初めて朝日奈視点が登場。怪しく掴みどころのない雰囲気をまとう朝日奈の素顔が垣間見られるのか。

そんな中、突然朝日奈のもとへとやってきた「ACCESS PERSONAL GYM」のチーフ・大岩。大岩と言えば、そよぎを現在のようなカリスマトレーナーに導いた恩人だが、そよぎの引き抜きを企む朝日奈へ警告に来たのか。オトナ2人の直接対決にも注目だ。

そしてそよぎは、朝日奈から借りていた上着を返すためにオープン目前の「ゴールデンジム」にやってくる。これまでミステリアスでクールな言動が目立った朝日奈だが、この日はジムの理念と、なぜそよぎが必要なのかを熱く語る。その熱意にそよぎの気持ちが「ゴールデンジム」へ揺らぎ始め……?

またいつものように夜食を振る舞いにそよぎの部屋にやってきた月読にはある「覚悟」が。「今日の味を忘れないでください」と意味深な発言をし、終始何かを決断したかのような表情を見せるが、まさか今回振る舞うのが最後のお夜食になるのか。