元乃木坂46の山崎怜奈が7日、「ABEMA NEWSチャンネル」で配信されたニュース番組『ABEMA Prime』(毎週月~金21:00~23:00)に生出演し、世間の“本離れ”について持論を展開した。

  • 『ABEMA Prime』に出演した山崎怜奈 (C)AbemaTV,Inc.

個人的に語りたい話題を取り上げる「わたしのニュース」のコーナーで、山崎が挙げたテーマが「本離れ」。読書家としても知られる山崎は、「要因の1つ」として、「『本は丁寧に扱わないとダメ』と思っている人が多すぎるのでは」と投げかけた。

それを実感した出来事が、ラジオで「お風呂で本を読んでいると、湿気を吸ってシワシワになるけど、それが好き」と話したところ、「そんな人と友達になれない」と言われたこと。山崎は、購入した文庫本の表紙を外し、気になった文章にマーカーを引くなど、「自分で買ったものだから、自分で好きに扱っていい」と思いながら日々読書を楽しんでいる。

このような実体験から、「本って、そんなに丁寧に扱わないといけない存在だったっけ? と思った」「もしかしたら、“綺麗な状態のまま、最後まで読まないといけない”と思い込んでることで、本離れが進んでいるのかも」と推測するようになったという。

プレゼンを聞いた共演者からは、「読んでいくうちにできた傷で愛着が湧く」と共感の声も。山崎は「動画は再生ボタンを押すと勝手に進むけど、本は自分の意思でページをめくらないと進んでいかない。自由意思を与えられていることで、本へのハードルが上がっているのかもしれないけど、それも魅力の1つ。つまらないと思ったら、読むのを止めてもいいんですよ」と呼びかけ、「本が大好きだし、書店も長く続いてほしい。もっと本を買ってほしいです」と本への熱い思いを伝えていた。