東武鉄道は7日、新型特急車両N100系「スペーシアX」の1号車「コックピットラウンジ」内にオープンするカフェカウンターの名称を「GOEN CAFE SPACIA X(ゴエンカフェ スペーシアエックス)」に決定したと発表した。メニュー等の詳細も発表された。

  • 「スペーシアX」の1号車「コックピットラウンジ」とカフェカウンター「GOEN CAFE SPACIA X」イメージ(東武鉄道提供)

「GOEN CAFE SPACIA X」の「GOEN」というネーミングに、「五猿」と「ご縁」という2つの意味を込めた。「ちょっと立ち寄ってみるだけで、日光との『ご縁』が深まる」「見る・聞く・味わう・香る・触れる、という五感を通じて、まだ知らない日光とつながることができる」といった体験を通して、忘れられない旅の思い出を提供したいとしている。

カフェカウンターにて、移動しながら日光らしい味わいを楽しめる多数の限定メニューを用意。看板メニューのクラフトビール「Nikko Brewing」とクラフトコーヒー「日光珈琲」をはじめ、飲み物に合うアペタイザー、スイーツ、スナックなど、栃木の食材を知り尽くしたマイスターたちと共同開発したとのこと。

  • 「GOEN CAFE SPACIA X」ロゴ(東武鉄道提供)

  • クラフトビールとアペタイザー(イメージ) (東武鉄道提供)

  • 珈琲とスイーツ(イメージ) (東武鉄道提供)

日光エリアの老舗の商品を「スペーシアX」限定パッケージで用意するほか、栃木県日光市が推進する「CHOCOTTO NIKKO」プロジェクトに参画したヨックモック「プティ シガール オゥ ショコラ SPACIA X缶」を限定5,000個用意。日光エリアの魅力が詰まったラインナップとした。

カフェの商品は、1号車「コックピットラウンジ」の座席指定券を持つ乗客に対して優先販売。2~6号車の乗客は、オンラインで取得した整理券に記載の時間内に注文・購入できる。決済はクレジットカードと交通系ICカードを利用可能。車内ワゴン販売は行われない。