お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介が5月28日、千原せいじの公式YouTubeチャンネル『せいじんトコ』にゲスト出演。“嫌われキャラ”を続けた理由と、その誕生秘話を語った。

NON STYLEの井上裕介

この日公開された「【対談】日本中からキモいと言われ…ノンスタ井上 嫌われキャラの核心【コラボ】」で、千原と対談した井上。“嫌われキャラ”でブレイクしたころを振り返り、「30代前半ぐらいのときですか。自分の中でも、そこが生命線でもありましたし。そういうのをやる人もいなかったですしね。だから、カメラ前でもそうですし、キャラをつけるために裏でもちょっと悪ぶってたり。そこはやっぱり無理しながらやってましたね」と述懐。芸人として“嫌われキャラ”を続けてきた井上だが、「ほんなら、クロちゃんとナダルっていう本物が出てきた」と苦笑すると、千原は、「お前が芸人としては本物やねん。人間としては本物は向こうやねん」「芸人として確立したものであって、向こうはただただ育ってきただけやから」とツッコんでいた。

また、2008年の『M-1グランプリ』の最終決戦で、オードリーとナイツを破って優勝したNON STYLE。井上は、「僕らNON STYLE自体、僕も相方も色が薄かった」と当時を振り返り、「特に、春日が色強かったから。だから、ちょっとキャラクターつけたくて、じゃあどうしよう? っていう。本当は、“嫌われキャラ”なんかやるつもりなかったんですよ。ナルシストを推してたら、自然と嫌われたんですよ」と、“嫌われキャラ”が誕生したきっかけを吐露。千原が、「石田が上手いことイジったときに、偶然そういう風になっていった。徐々にええ感じで。石田が相方じゃなかったら、できてなかったかもな」と語ると、井上は、「石田がやっぱり好感度が高かったんで。ちょうど善と悪じゃないけど、バランスがよかったんでしょうね」と回顧していた。