お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介が、16日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)に出演し、自身に関する誤った報道についてその後の影響を明かした。

NON STYLEの井上裕介

元日に一部で「年内に一般女性と結婚へ」「21年には互いの親へのあいさつも行っており」などと報じられた井上。翌日にはTwitterで「変な誤解を生むのが嫌なので訂正しときますが」の書き出しから、「年内結婚と言われても、まだ両親に会わせてもなければ、5年も付き合ってない。このニュースのおかげで喧嘩して別れるかもしれない。そもそも、1年の猶予って長くない? ズルいぞ」「あと、一目惚れでもないしね」と否定していた。

この日、一連の出来事について聞かれた井上は、「僕はスルーしようと思ったんですよ」「先輩とかから『なんで俺に言わへんねん』とか『冷たいぞ』とかなるじゃないですか。あまりにいっぱい来たので、これは誤解を生むと。結婚するのであれば直接ご報告しますし、という思いを込めて否定したんですよ」とTwitter投稿の真意を説明。

「彼女はもちろんいますし、『結婚できたらいいな』はもちろん言ってますけど」と前向きではあるものの、「家に帰って彼女からの第一声が、『自分から勝手に発信したな』と。そこまできつくはないけど、そのぐらいのニュアンスで。『結婚するつもりはあったけど、なんでメディア先なん』と。向こうのご家族も会いに行ってないから、『順番がおかしい。なんで自分から言ったん』」と結果的に彼女を傷つけることになってしまい、「俺もこのニュースで知った」と釈明するも「ちょっとギクシャク」。さらに、「うちの両親も知らなかったので。彼女がいるのもやんわりしか言ってなかった。このニュースが出て、『結婚するってどういうことや。話聞いてへんぞ』と両親ともちょっと揉めるし……」と悪影響は両親にも及んでいたようだ。

「せこいのが、年内結婚と言われたんですよ。元旦に。猶予長くないですか? 365日ですよ。それ、ちょっとひどないですか? 春にとか言われたらまだ考えます。年内ですよ」「1年付き合ってたら結婚することだってあるじゃないですか」と訴える井上。「僕、このニュースは元旦生放送の『爆笑ヒットパレード』のネタ出番の舞台袖で知ったんですよ。スタッフさんが携帯を持ってきて、『触れますか?』と言われて。俺、そこで知ったんですよ。心臓バクバク状態で漫才ですよ。地獄じゃないですか。スタッフさんは、記事が出るのを知っていると思ったんでしょうね。僕は全く知らなかったので」と当時の状況を思い返し、「コロナが終息してくれないことには、挨拶行けないんですよ……」と吐露していた。