女優の鈴木保奈美が、フジテレビ系オムニバスドラマ『世にも奇妙な物語’23 夏の特別編』(6月17日21:00~)で主演を務めることが30日、明らかになった。鈴木が同番組に出演するのは、「公園デビュー」(96年)以来、27年ぶりとなる。

  • 鈴木保奈美=フジテレビ提供

鈴木が主演するのは、『呪いのシリーズ』など数多くのホラー作品を生み出してきた曽祢まさこ氏の同名漫画が原作の「お姫様クラブ」。団地に住むごく普通のパート主婦・遠藤南美(鈴木)は、幼い頃にゴージャスな舞踏会で物語のお姫様のような特別な体験をしたことがあり、それを忘れられないでいた。そんなある日、比目野というお姫様クラブ・支配人が訪れたことから、南美のお姫様への思いは強くなり、物語は思いもよらない狂気へと進んでいく…。

ごく普通の主婦とお姫様に対して強い思いを見せる南美という二面性を持つ役で怪演を見せる鈴木。コメントは、以下の通り。

■鈴木保奈美
「開始当初から大好きなシリーズですので、今度はどんな“奇妙”だろうと楽しみにしていましたが、台本を読むと“あらら~大変!”という感想でした。監督が“ミュージカルのつもりで”とおっしゃっていて、ミュージカルになったかなあ。ラストカットで小さく“こわっ”と思っていただけたらいいなあ、とひそかに願っています」

■演出:小林義則氏
「日々家事に追われ家計を助ける為にパートで働く主婦。裕福な家庭でお姫様のように育てられた彼女の願いは“お姫様になりたい、あの日のように”そんな主婦を鈴木保奈美さんが演じます。妄想と現実。数日間のレッスンを経て挑んだ舞踏会で王子様と踊るワルツは圧巻です」

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