お笑いコンビ・マヂカルラブリーの野田クリスタルが23日、YouTubeチャンネル『野田クリスタル【野田ゲー】』でライブ配信を実施。結成16年以上の漫才賞レース『THE SECOND~漫才トーナメント~』で話題となった、マシンガンズの「ネタがない」発言について語った。

マヂカルラブリー・野田クリスタル

同大会決勝に進出するも、「ネタがない」と、アドリブ中心の漫才であることを公言していたマシンガンズ。この発言について、野田は「マシンガンズさん、『ネタがない』って言ってましたけど、もちろんね、ネタがないってことはないんですよ。20年近くやって、これまで作ってきたネタは100本以上あるわけなんですよ、みんな」と述べ、「“ネタがない”っていうか、“賞レースの決勝でやれるようなネタがない”ってことであって」と、彼らの真意を解説した。

さらに野田は「決勝でやれるネタってたぶん、生涯よくて2本ですよ、たぶん」と話しつつ、「ネタは作れるけど、決勝レベルのネタを作るって、それはもう集大成だから、本当に。賞レースの決勝のネタって、毎年コンスタントに作るものではないからね。生涯一番おもしろかったネタを持ってくるのが賞レースだから」と持論を展開。

その上で「『M-1(グランプリ)』にしても、『THE SECOND』にしても、大舞台の決勝でやれるネタが生涯2本だとして、2本を作って出して、(優勝が)無理で来年また2本を作ってください、っていうのはほんと(大変)」と、しみじみと語っていた。