ノーザンホースパークが運営するテーマパーク「ノーザンホースパーク」(北海道苫小牧市)に5月末日、新エリア「ディープインパクトゲート」が完成し、6月9日より一般公開する。

  • 「ディープインパクト」の名を冠したモニュメント「ディープインパクトゲート」

2020年、日本の競馬を盛り上げ輝かしい雄姿を見せてきたディープインパクトの軌跡を感じられるモニュメント建造のプロジェクトが、オーナーである金子真人氏の協力のもとスタートした。制作にあたり、イタリアを拠点に活動する北海道美唄市出身の彫刻家 安田侃(かん)氏を迎え、「意心帰(いしんき)」と「天聖(てんせい)」という同氏の代表作を訪れた人々に自由に見て、触れて、感じてもらうことをコンセプトに造られた。

モニュメントが建造されたのは、ディープインパクトが生まれ、その子孫たちが駈けるノーザンファームの放牧地をノーザンホースパークから見守ることができる雄大なスポット。モニュメントへと向かう道は、夏は緑があふれ木漏れ日が差し込み、秋は紅葉が美しく色づき、冬は白銀の世界とどの季節に訪れても違った自然の美しさが見られるボタニカルガーデンからスタートする。

新設されたモニュメントへ繋がる木道は、その入り口に金子真人氏と妻のみね子氏によるディープインパクトへの想いが綴られた名盤を設置。刻まれたメッセージからは、金子夫妻とディープインパクトの絆を感じとることができる。

大自然に囲まれた木道を歩み進めると、行き着いた先には北海道ならではの雄大な景色のなか、放牧地で草を食むサラブレッドたちとともに荘厳なモニュメントが現れる。「ディープインパクトゲート」は、ノーザンホースパークを訪れ、サラブレッドを眺めながら静かな時間を過ごす場所として、ディープインパクトの思い出を語る場所として、さらには子どもの遊び場として、思いおもいの時を過ごすことができる。