女優の萬田久子、足立梨花、子役の加藤柚凪がこのほど、東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『グランマの憂鬱』(毎週土曜23:40〜)のクランクアップを迎えた。最終話は、27日に放送される。

  • 足立梨花、加藤柚凪、萬田久子

撮影の最終日となったのは、旧友と集うために東京へ出たミキ(萬田)に、由真(足立)と亜子(加藤)が忘れ物を届けるといった、第7話のホテルのシーン。

まず、足立と加藤がクランクアップを迎えることに。2人で花束を受け取ると、加藤は「亜子ちゃんになれて、みんなと撮影ができて、とても楽しかったです、ありがとうございました」と、最後まで元気いっぱい。

そして足立は「皆さんお疲れさまでした。グランマと亜子ちゃんと家族になれて、とても楽しかったです。また皆さんとどこかでお仕事ができるよう、これからも頑張りたいと思います。そのときは力を貸してください。ありがとうございました」 と挨拶し、たくさんの拍手を浴びていた。

そして最後の撮影シーンとなったのは、ミキがレストランで旧友と再会する場面。監督からのOKが出て、スタッフの「萬田久子さん、これにてオールアップです!」の声が響くと、ようやく萬田もグランマの厳しい顔から穏やかな笑顔へと変わった。

「お疲れさまというよりも、ありがとうの言葉しかないかも……」と萬田。そこで言葉に詰まると、すかさず旧友・ケイ役の今陽子から「萬田久子、泣きそうです!」と茶々が入る。

苦笑しながら「いや、いつか終わりが来ることは分かっていたんですけれど、とにかく最初はどうなることかと少し不安もありました。本当に皆さんのお陰です」と感謝の言葉を口にした萬田。「約2カ月にわたって皆さんと濃い時間を過ごして……、たぶん私は“グランマロス”になると思うんですね。だから。これからもう一度真剣に台本を読み直します!」と言うと、最後の挨拶に集まったスタッフは爆笑し、現場は拍手に包まれた。

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