JR東日本八王子支社は、武蔵野線開業50周年を記念し、東所沢電車区で鉄道の仕事体験や洗浄線乗車体験などができるイベントを6月3日に開催すると発表した。東所沢電車区の運転士が、日頃の利用への感謝と「もっと武蔵野線を好きになってほしい」という思いを込め、企画したという。

  • 武蔵野線のE231系。新松戸~府中本町間の開業50周年を記念したヘッドマークを掲出している

イベントの実施時間は11~14時。当日は集合場所の東所沢駅から回送電車に乗車し、東所沢電車区構内へ移動。電車区内で洗浄線の乗車体験を行うほか、モックアップを使用した運転士・車掌の仕事体験、車両前での記念撮影(武蔵野線の209系またはE231系)、こども駅長制服着用体験など行う。

運転士が列車を車両基地から発車させる前に必ず行う出区点検の動画上映、武蔵野線開業当時の写真やこれまでに活躍した車両のポスター展示、運転士が使っている乗務カバンや所持品などの展示も行う。運転士が実際に使用している起床装置も体験できるほか、イベント開催時間内に3回行われる車両の洗浄作業を屋外の洗浄機近くから見学することもできる。

3歳から小学生までのこどもと18歳以上の保護者、各1名以上の組み合わせで参加する必要があり、1組あたり最大3名まで。参加費は1組あたり9,634円。「JRE MALL」にて5月18日正午から申込みを受け付ける。

なお、イベント翌日の6月4日、東所沢駅バスロータリーと駅近くのマルシェ広場にて、「第6回東所沢マルシェ」を開催(開催時間は9~17時、参加無料)。所沢市、東所沢商店組合、JR貨物、JR東所沢駅、東所沢電車区が一体となって盛り上げるイベントで、キッチンカーの出店や駅相談会ブース、記念撮影ブースなどが用意される。