2023年9月発売「RG 1/144 ガンダムエピオン」(4,620円/税込)

『新機動戦記ガンダムW』より、完全新規造形でRG化が発表されていた2023年9月発売「RG 1/144 ガンダムエピオン」(4,620円/税込)が、5月14日まで開催中の「第61回 静岡ホビーショー」に展示されている。

細かな可動域により前屈などの繊細なポージングが可能になったことや、MA形態でも角と口が開き表情演出が可能であることなど新たな仕様面はすでに公開されているが、実際のサンプルで特に目を引いたのがヒートロッド単体とビームソードを振り上げる力強いポージングの再現度だった。

ヒートロッドにはアドヴァンスドMSジョイントを採用。ランナーの時点でほとんど完成しており細かな組み上げが必要なく、螺旋を描くことも可能なほどの可動域を実現。そしてビームソードの振り上げポーズ再現のため、肩アーマーが展開する際に肩位置をキープしたままの腕上げが可能となっており、より自然なポージングが可能になった。なお、ビームソードとマウントラッチをつなぐケーブルはリード線が採用されている。

「ガンダムエピオン」といえば、射撃兵器を一切持たない「本物の騎士」のための機体として強い美学が貫かれた、シリーズ屈指の癖が強い機体でもある。武装はビームソードとヒートロッドという、驚くほどに潔い機体なのだ。今回の「RG 1/144 ガンダムエピオン」は、そんな唯一無二であるエピオンのカッコよさの再現に果敢に挑んだ決定版のガンプラと言えそうだ。

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