JR東日本高崎支社は、ゴールデンウィーク期間中の上越線(高崎~水上間)・信越本線(高崎~横川間)で蒸気機関車(SL)・電気機関車(EL)牽引の臨時列車を運転。蒸気機関車D51形498号機をはじめ、信越本線の臨時列車に電気機関車EF65形501号機も使用された。

  • 電気機関車EF65形501号機を先頭に、「ELぐんまよこかわ」が横川駅へ

高崎支社管内の信越本線では、ゴールデンウィーク期間中の4月29日と5月3日に下り「ELレトロぐんま横川」・上り「SLレトロぐんま横川」、5月5日に下り「ELぐんまよこかわ」・上り「SLレトロぐんまよこかわ」が運転された。いずれも客車(「EL・SLレトロぐんま横川」は旧型客車6両、「EL・SLぐんまよこかわ」は12系客車5両)の前方・後方に機関車を連結し、下りは電気機関車(EL)、上りは蒸気機関車(SL)を先頭に走った。

5月3・5日の運転では、かつてブルートレイン(東海道本線など)や貨物列車などを牽引し、現在はぐんま車両センター所属の電気機関車としてイベント列車の牽引等で活躍するEF65形501号機を使用。多くの人の注目を集めていた様子だった。

途中停車駅の安中駅では、臨時列車の到着に合わせて地元関係者らが駆け付け、乗客を歓迎する場面が見られた。横川駅でも地元関係者や高校生らによるイベントが開催され、EF65形501号機の前で和太鼓演奏も行われた様子。横川駅から「碓氷峠鉄道文化むら」へ足を運ぶ人も多く、駅周辺はゴールデンウィークらしいにぎわいを見せていた。

  • 「ELぐんまよこかわ」(高崎発横川行)はEF65形501号機・12系客車5両・D51形498号機の編成で運転。列車の停車中、ホームは多くの人でにぎわった