テレビ朝日系バラエティ番組『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』がきょう22日(毎週土曜18:56~)に放送される。

  • 芦田愛菜=テレビ朝日提供

今回は「日本人なら知っておきたい! 日本の知恵を愛する博士ちゃんスペシャル」と題し、“昭和特撮博士ちゃん”が「作り手の知恵と根性で作られた! 昭和の特撮の激ヤバ名場面」をテーマに授業を行う。現在公開中の映画『シン・仮面ライダー』をはじめ、『シン・ウルトラマン』(22年公開)、『シン・ゴジラ』(16年公開)など近年新たなオリジナル映画が製作され、改めて“特撮作品”が注目を集めている中、昭和に発表されたものをこよなく愛しているのが、昭和特撮博士ちゃんこと武木田樹くん(18歳)。

樹くんによると、当時はCG技術が発展していなかったため、作り手のアイデアと情熱を継ぎこんで、さまざまな特撮作品が制作されていたとか。これまで500作品を見たという樹くんが、令和の今も昭和特撮ファンの間で語り継がれている伝説の名場面のウラ側を挙げていく。まずは特撮作品でよく登場する、宇宙船や飛行機などの飛行シーン。当時はミニチュア模型をピアノ線で吊るして撮影する手法が採用されていたが、角度によってはピアノ線が見えてしまうことも。1978年放送の SF ドラマ『スターウルフ』で用いられた、ピアノ線が一切見えない革命ともいえるような手法とは。また、1964年公開『モスラ対ゴジラ』の中で、予算を抑えつつゴジラの巨大さを表現した工夫や、1954 年公開の映画『ゴジラ』で鉄塔が溶ける様子を表した画期的な手法もクローズアップしていく。

さらには、ずっと憧れていた人生初の特撮監督に挑戦。スタジオに用意されたミニチュアセットを使って、芦田愛菜主演の昭和感あふれる特撮ムービーを制作することに。そのタイトルは『巨大愛菜ちゃん、街にあらわる!』。芦田愛菜が突然、巨大化して街で暴れるという設定のムービーだが、博士ちゃんは驚きの特撮手法を用いて次々と演出を重ねていく。はたしてどんな特撮映像が出来上がるのか。

昭和特撮作品について熱弁をふるう博士ちゃんに、芦田も「人の手の温もりが伝わってくる感じが好き」「画質が粗くてふわっと包み込まれるような映像だからこそ、感動します」と大いに賛同。博士ちゃんから「その発言が特撮に向いていますね!」と仲間入りを熱望される場面も。

そのほか日本の現存最古の歴史書『古事記』をはじめ、日本の歴史書を読みあさっている“日本の神様博士ちゃん”こと佐々木秀斗くん(12歳)に密着する企画も展開される。