JR東日本は、上野駅が今年で開業140周年を迎えることを記念し、記念セレモニーや写真展、記念弁当の販売などの記念企画を実施すると発表した。

  • 上野駅の開業140周年を記念し、上野駅発着の往年の列車をほうふつとさせる「昭和レトロ」をコンセプトとした団体専用臨時列車も運転されるという(写真は寝台特急「あけぼの」)

上野駅開業140周年記念セレモニーは、開業記念日の7月28日に上野駅中央改札外グランドコンコースで開催予定。7月1~31日には、上野駅入谷改札外2階入谷通路にて、写真家の荒川好夫氏が撮影した1970年代の写真や台東区立下町風俗資料館所蔵の写真など、上野駅の歴史を振り返る写真を集めた「上野駅歴史写真展」が行われる。

上野駅の社員が具材から掛け紙デザインまで考案した記念弁当「上野駅開業140周年記念沿線にぎわい弁当」(1,600円)を7月1日発売。上野駅と東京駅の「駅弁屋」など計5軒で販売する。

上野駅と同じ日に開業を迎えた王子駅、浦和駅、上尾駅、鴻巣駅、熊谷駅との共同企画として、6駅共通ロゴのエンブレムも制作。5月1日から12月31日までの期間、6駅で働くJR東日本グループの社員が着用し、開業140周年を盛り上げる。

上野駅を発着した往年の列車をほうふつとさせる「昭和レトロ」をコンセプトとした団体専用臨時列車など、140周年を記念した旅行商品も計画中。詳細は決まり次第、改めて発表される。

その他、7月頃から開業140周年記念オリジナルグッズと、同日開業6駅での「6駅限定カプセルトイ」を販売予定。7月24~28日に鉄道グッズ販売など鉄道関連催事、7月29・30日に「アトレ上野×上野駅お祝い縁日」の開催も予定している。