ワンちゃんというと、誰にでも嬉しそうに尻尾を振って撫でさせてくれるといったイメージを持たれがちですが、実は知らない人や子どもなどが苦手なワンちゃんも少なくありません。

そんな人見知りなワンちゃんと仲良くなるべく、とある男の子が考えついた作戦が……。

今日小さい男の子が「可愛い! 触ってもいいですか? 」って聞いてきてくれたんだけど犬が後退りしてたから「ごめんね、ビビリだから」って断ったら「じゃあこのどんぐりわんちゃんにあげてください。そしたら次会った時は仲良くなれると思います」って敬語で言ってドングリ渡してきてくれたの可愛すぎ
(@gg_glanzより引用)

ツイートの投稿主は「センシティブドッグGlänz(@gg_glanz)」さん。愛犬と一緒にいたところ、小さな男の子がやってきて、「可愛い! 触ってもいいですか? 」と確認してきたといいます。
しかし、ワンちゃんが後退りをしていたことから、ツイ主さんは「ごめんね、ビビリだから」と断ったのだそう。

そこで男の子はただ諦めるのではなく、自分なりに一計を案じ、「じゃあこのどんぐりわんちゃんにあげてください。そしたら次会った時は仲良くなれると思います」と提案してくれたのだとか。

勝手にワンちゃんを撫でたりせず、飼い主さんにきちんと確認した男の子。結果、撫でられなかったわけですが、それを悲しむどころか、どうしたらワンちゃんと仲良くなれるかを自分なりにしっかり考え、自分が持っていたドングリをプレゼントするなんて、本当に優しくて素晴らしい発想ですよね。

ツイ主の「センシティブドッグGlänz」さんは、続けてこんな投稿もされていました。ワンちゃんもどんぐりを気に入っている様子が見て取れます♪

これがもらったどんぐり。 (@gg_glanzより引用)

  • (@gg_glanzより引用)

このほっこりツイートは大きな反響を呼び、4.8万件のいいねを獲得(4月4日時点)。数々のコメントも寄せられました。

「バクモエなんだが…」

「なんという紳士だ…。」

「この男の子…どちらの王子様ですか?」

「飼い主さんにお伺いを立てて、断られても自分の感情ををぶつけずに素直に受け取り、多分自分の好きなものをあげて仲良くしようと努めて初対面の人相手に敬語で話し続けた。凄いなこの子。大人でも『あら残念』ぐらい言っちゃうものなのにね」

ツイ主さんに聞いてみた

ツイートに登場するワンちゃんの名前はグランツちゃんで、現在2歳の女の子だそうです。今回はツイ主の「センシティブドッグGlänz」さんに、当時の様子についてもう少し詳しくお聞きしました。

ーーグランツちゃんは知らない人が苦手なのでしょうか?

初めましての人や、予想できない行動に出る子どもさんなどは苦手です。グランツは野犬生まれで、自由に動き回っていた過去があるからなのか、「自分が自由に逃げられない状況」が怖いです。例えばリードを繋いでいる、狭い空間に知らない人がいる、という状況が怖いです。

ところが広いドッグランなどでオフリーシュの場合は、大人で、犬との初対面の仕方を理解してる人が話しかけてきてくれた場合は自分から近寄って匂いを嗅いだり、体を触らせてあげたりもできます。

男の子の場合は、謎のボックス(どんぐり入れてる箱)を、持ってカラカラと音を鳴らしながら(ドングリが転がる音)ふらふらと近づいてくる怖い人、となってしまったのだと思います。

  • (@gg_glanzより引用)

ーーグランツちゃんの普段のご様子や性格、可愛らしいなと思うところを教えていただけますか?

うちに来た当初からビビりな性格は変わっていないにしても、私には心を開いてお部屋の中でまったりお腹を出してきてくれるところが愛おしいです。

お外やお散歩が大好きでドッグランでは速い! と皆様が褒めてくださるほど、楽しそうに爆走してるところがとても可愛いです☺︎

  • (@gg_glanzより引用)


ツイ主の「センシティブドッグGlänz」さんはグランツちゃんの普段の様子をYouTubeでもアップされていますので、ぜひのぞいてみてくださいね♪