元プロ野球選手で野球解説者の里崎智也氏が22日、YouTubeチャンネル『Satozaki Channel』に出演。動画「【WBC決勝】侍ジャパン14年ぶりの世界一! ダルビッシュ、大谷らの豪華投手リレーで前回覇者アメリカを接戦で下す! 各選手に里崎が伝えたいこと」内にて、村上宗隆が「ワールド・ベースボール・クラシック(以下、WBC)」で見せた活躍に思ったことを明かした。

里崎智也氏

今大会における村上について、里崎氏は「東京ラウンドでは苦しんだけども、結局、チェコ、オーストラリア、イタリア、メキシコ、アメリカって毎回安打だからね。中国、韓国だけよ、打ってないのは。何気にね」と解説。そして「得点は5打点。三振が多かったなというところはあるけど」としつつ、「俺はずっと言ってるけど、WBC、短期決戦は『どれだけ打つかよりも、いつ打つか』」と持論を述べる。

続けて「もちろんずっと打てるに越したことはない。吉田(正尚)みたいに安定してね」「でも調子の波がある時に、どれだけ打つかより、いつ打つかが一番試されるわけ」と自身の考えを説明。

その上で「絶対後になったら村上が助けてくれる時があるって、いろんなメディアで言ってきたけど、メキシコ戦の最後のタイムリー、そして決勝の2回の裏のホームラン。これがマジでデカかった。あのホームランがなかったら負けてたかもしれない」と賛辞を贈っていた。