JR西日本は24日、落石の影響で列車の運転を取りやめている芸備線東城~備後落合間について、3月25日以降も当面運転取りやめとすることを発表した。

  • 新見発備後落合行の普通列車。芸備線は落石の影響で東城~備後落合間が当面運転取りやめに

東城~備後落合間は芸備線の中でもとくに列車の本数が少ない区間で、普通列車が1日あたり上下各3本運転されるのみだった。3月23日19時25分頃、備後八幡~内名間で普通列車(新見発備後落合行)が線路上の石と接触し、脱線。普通列車は1両で運転されており、乗客はおらず、運転士にけがはなかったと報道されている。

備後八幡~内名間での落石の影響により、3月24日は東城~備後落合間の上下各3本とも運転取りやめに。3月25日以降も、同区間において列車の運転を当面取りやめることとなった。これにともない東城~備後落合間で代行輸送を行うが、「列車のダイヤ通りには運行できない可能性があります」(JR西日本)とのこと。