JR西日本はこのほど、「芸備線沿線の地域公共交通計画に関する申入れ」を関係自治体(岡山県、新見市、広島県、庄原市)に対して行ったと発表した。

  • 新見発備後落合行で運転される芸備線の普通列車

JR西日本の発表によれば、芸備線(備中神代~広島間)は地域の重要な交通手段として利用されており、快速「庄原ライナー」や観光列車「○○のはなし」といったイベント列車の運行、大型キャンペーンに合わせた朝時間帯の増便列車の運行とこれに合わせたPR活動など、地域住民とともに地域活性化の取組みを行ってきたという。

引き続き地域活性化の取組みを行う一方で、人口減少や少子高齢化に加え、道路を中心としたまちづくりの進展により、取り巻く環境が大きく変化している。芸備線は岡山県から広島県にまたがる路線で、区間によって利用状況が大きく異なる。こうした中で、地域の将来と移動ニーズに適した「地域公共交通計画」の策定や見直しが急務としている。

  • 三次発備後落合行の普通列車

そこでJR西日本は、芸備線の庄原市・新見市内の駅と沿線地域を対象に、地域の現状、公共交通の概況、利用状況、移動特性、ニーズ等の把握、そして関係地方公共団体とJR西日本を中心とした体制で芸備線の利用促進を図れるように協議・検討していくことを関係自治体(岡山県、新見市、広島県、庄原市)に申し入れた。