京阪ホールディングス、京阪電気鉄道、京阪流通システムズは23日、京阪流通システムズが運営する「KUZUHA MALL」内の鉄道ミュージアム・イベントスペース「SANZEN-HIROBA」を4月21日にリニューアルオープンすると発表した。

  • 「SANZEN-HIROBA」が4月21日にリニューアルオープン

9年ぶりとなる「SANZEN-HIROBA」のリニューアルにともない、京阪線で活躍した5000系の半両分と2600系の先頭部分をデビュー当時の姿で復刻展示。すでに展示している旧3000系と合わせ、往年の名車3車系を一堂に展示し、より車両を際立たせる「光と音の演出」を行う。2600系の車両展示において、立体感あふれる線路が出現する3Dトリックアートも楽しめる。

光と音の演出として、LED照明や空間照明、発車メロディー、走行音を使用。発車から次の駅への到着の様子、走行中の列車から見える沿線風景の四季の移り変わり、朝焼けから夜空までの1日の時間の流れを表現するとのこと。

  • 2600系車両先頭部の展示での3Dトリックアート(イメージ)

  • 光と音の演出(イメージ)。車両カラーイメージの演出

  • 光と音の演出(イメージ)。沿線風景四季の演出

  • 光と音の演出(イメージ)。1日の移り変わりの演出

リニューアルオープンを記念し、4月21~23日の3日間、「SANZEN-HIROBA」にてオープニングイベントを開催。期間中、京阪電車オリジナルグッズ販売会にてアクリルスタンド、キーホルダー、缶バッジなどの新商品を発売するほか、5000系の座席昇降実演やオープニング展示「~高度成長期と京阪電車~ 旧3000系・5000系デビューの頃」も実施する。

現在、5000系、旧3000系、2600系の思い出の写真(約300点)を募集しており、「思い出の京阪電車写真展 2023」として4月24日から5月12日まで展示。小学生(1~6年生)と15才以上の同伴者を対象とした旧3000系での車掌学科教習体験(事前申込制)を4月29・30日と5月3~7日に開催する。小さなこども向けのぬり絵やペーパークラフト体験(有料)も実施される。