京阪電気鉄道は、「6000系誕生40周年」記念ヘッドマークを3月11日から6000系5編成に掲出すると発表した。大阪方のヘッドマークは旧塗装、京都方のヘッドマークは新塗装の6000系をイメージし、デビュー年の「since 1983」を記したデザインとなる。

  • 京阪電気鉄道の6000系。誕生40周年を迎える

6000系は京阪線の電車線昇圧に際し、昇圧改造対応できなかった旧性能車の代替用として新造され、快適性と省エネルギーが開発コンセプトに。新工法によるアルミ合金製車体、大型ドロップサッシ、マイコン制御界磁位相制御による回生ブレーキなど採用し、京阪電車のイメージを一新した。

外開きの非常脱出扉を備えながら、それとは見えないスマートな正面見付けが特徴とされ、車体長を200mm延伸させた車両も6000系からだという。1984年に鉄道友の会ローレル賞を受賞。2013年から床下機器の更新や補助電源装置のSIV化、バリアフリー対策を含む車内インテリアの一新など、改修工事を順次実施している。

  • 大阪方(旧塗装)ヘッドマークデザイン

  • 京都方(新塗装)ヘッドマークデザイン

「6000系誕生40周年」記念ヘッドマークは、「6001-(8)-6051」「6002-(8)-6052」「6003-(8)-6053」「6004-(8)-6054」「6005-(8)-6055」の5編成に掲出。3月11日から5月7日まで掲出予定だが、都合により掲出車両と掲出期間、その他内容を変更する場合がある。