鉛筆の芯を削るとき、一般的には鉛筆削り器でゴリゴリと削ったり、カッターナイフを使ったりなどしますが、こんな驚きの削り方が大きな注目を集めています。

#この際だからフォローしてみませんか
 
ちょっと変わった鉛筆削りが見れます。
(@shiroi003より引用)

  • (@shiroi003より引用)

ツイートの投稿主は「シロイ/鉛筆彫刻人(@shiroi003)」さん。
「ちょっと変わった鉛筆削り」としてアップしたのは、鉛筆の芯部分をスカイツリーの形に象った作品の写真。これは「ちょっと変わった」どころじゃない……というか、むしろ凄すぎるでしょ!!

どっしりとそびえ立つ東京のシンボル、スカイツリーの姿がそのまま、しかも細部まで精密に表現されています。これをあんなに細い鉛筆の芯で作っているとは、まさに神業としか言いようがありません。

このツイートは大きな反響を呼び、1万件のいいねを獲得(3月23日時点)。「驚きしかありません! どうやって作っているの?」「一見したとき、夜景かと思ったケド。下のほう鉛筆やった」「凄すぎて、呆然…」「何この奇跡・・・(@ロ@ lll)! 」など、数々の驚きのコメントが寄せられました。

ツイ主さんに聞いてみた

それにしても、この鉛筆のスカイツリーはどのように作られたのでしょうか? ツイ主のシロイさんにお話をお聞きしました。

ーー制作時間はどのくらいなのでしょう?

制作時間は27時間ほどです。

ーーとても精密な作品ですが、どのようにして削っているのでしょう?

基本的には上から下へと作っていきます。先端のアンテナからデザインナイフやヤスリを使い成形し、各部のディテールを針を使って彫っています。

ーー難しかったところやこだわったところ、作っていて楽しかったところなどお聞かせいただけますか?

難しかったところは全体のバランスですね。芯の直径は4mmなので、その大きさの中でバランスよく本物のスカイツリーに見えるよう成形するのが大変でした。

こだわったところは「展望回廊」の所ですね。本物のスカイツリーのようにちゃんと斜めにぐるりと1周させています。スカイツリーの特徴の1つですのでここはしっかり再現させたくて頑張りました。

楽しかったところは線彫りですね。最初は途方もなく感じていましたが作業が進むにつれて少しずつスカイツリーらしさが見えてきて後半は大変でしたが楽しかったですね。


こちらの作品をはじめ、シロイさんの数々の作品は、3月27日まで京都高島屋で行われている「知られざる文具アートの世界」の展示会で直接見ることができるそうですよ。

展示会は4月26日から5月8日まで日本橋高島屋、8月9日から8月21日まで横浜高島屋で巡回が予定されているとのことなので、気になった方はぜひ足を運んでみましょう!!