フードクリエイティブファクトリー(以下FCF)が運営する極上スイーツブランド「toroa(トロア)」は、摂食・嚥下障害児支援を行う一般社団法人mogmog engine、新渡戸文化学園、中野区とコラボレーションし、産学官福祉連携インクルーシブフード(嚥下調整食)支援スイーツを開発することを3月16日に発表した。

インクルーシブフードとは、食事支援が必要な方や障がいの有無に関わらず、加工せずに一緒に食べられる嚥下調整食のこと。さまざまな背景をもつあらゆる人が排除されることなく、食事を楽しむことができる。

今回の取り組みは、食べ物や飲み物をかんだり飲み込んだりする機能が低下した「摂食・嚥下障害」を持つ家族の方が抱える「食の選択肢が狭い」という課題をもとに、より多くの方に「おいしさ」と「くつろぎ」を広めたいと企画されたものだ。

中野区の協力のもと、mogmog engineと新渡戸文化学園とコラボレーションし、産学官福祉連携インクルーシブフード(嚥下調整食)支援スイーツを販売する。収益金の一部は、摂食・嚥下障害のバリアフリー化活動に寄付し、今回のテーマであるインクルーシブフードが社会で当たり前になり、拡がっていくことを目指していくという。

販売は、toroa公式オンラインストアでの販売を予定している。