JR西日本、JR西日本コミュニケーションズ、JR西日本イノベーションズは8日、昨年8月に開催した「バーチャル大阪駅」に続く第2弾のXR施策として、3月18日の開業が迫る大阪駅(うめきたエリア)のバーチャル空間「バーチャル大阪駅 うめきたワールド」をリアルに先駆けて3月8日から先行オープンすると発表した。

  • 「バーチャル大阪駅 うめきたワールド」が3月8日に先行オープン

「バーチャル大阪駅 うめきたワールド」では、大阪駅(うめきたエリア)の多彩な機能をいち早く体験できるほか、バーチャルならではのさまざまなギミック(仕掛け)を多数用意。スマートフォン向けメタバース「REALITY(リアリティ)」の活用により、誰でも手持ちのスマホから楽しめる。

公開期間は3月8日から4月23日まで。参加するには「REALITY」アプリをスマートフォンへインストールし、無料アカウント(アバター)を作成する必要がある。その後、アプリ内の「ワールド」タブに表示される「バーチャル大阪駅 うめきたワールド」を選択する。

  • 「バーチャル大阪駅 うめきたワールド」の参加方法

  • 顔認証改札機のイメージ

  • JR線の関空特急「はるか」(281系)がホームへ入線

大阪駅(うめきたエリア)に設置される「顔認証改札機」と「フルスクリーンホームドア」も、「バーチャル大阪駅 うめきたワールド」で先行体験できる。「顔認証改札機」をアバターで通過すると写真撮影ができ、駅構内に設置されたさまざまなサイネージとも連動して撮影した画像が映し出されるなど、バーチャル空間ならではのギミックを楽しめるという。

リアルな入線音や、メインビジュアルにも登場している大人気VTuber「甲賀流忍者! ぽんぽこ」「ピーナッツくん」とタイアップした到着アナウンスなど、音にもこだわった「JR関空特急はるか(281系)の乗車」も楽しめるポイントに挙げている。