テレビ東京の編成説明会が1日に同局で行われ、同局プロデューサー、福士蒼汰らが登場した。
編成の目玉は金曜日ゴールデン帯「新装“ドラマチック”FRIDAY! “新しい”を考えつづけますテレビ東京。」をテーマに金曜日のゴールデン帯を一新。18時25分からはアニメ『SPY×FAMIRY』(再放送)、18時55分からは、これまでの主人公であるサトシが世界チャンピオンになり、主人公を交代することが話題となったアニメ『ポケットモンスター』の新シリーズを展開する。
さらに19時25分からは、千鳥・大悟がヤギと散歩するだけの人気番組『ヤギと大悟』がまさかのゴールデンでレギュラーに。20時からはこれまでのドラマ枠を一新し、30代〜40代の俳優を主人公にした“ドラマ8”枠となり、第一弾として福士蒼汰が主演のドラマ『弁護士ソドム』(2023年4月28日スタート)を放送する。
編成部長 平山大吾氏はこの改編、特にこれまで刑事ドラマなどを放送していたドラマ枠のターゲットの若返りについて「メディアの多層化」を挙げ、SNS、配信などの普及についての影響があると説明する。さらに「局所的にやらないとセンセーショナルにならないかなと思ってまして、金曜日はポケモンも変わるし編成も変わるというところを見せていきたい」と語った。
この日は福士も登場し、「ただの法廷のドラマじゃない」という『弁護士ソドム』を紹介。オリジナル作ということで「僕の意見や考えをすごく取り入れてくださって、皆さんと意見を尊重し合いながら、どんどんいいものを作っていこうよという気概を感じられるスタート。キュンとするシーンもあるし、弁護士なのでスーツがビシッときまってるというト書きから始まるので、ルック的な部分も面白いと思います」と太鼓判を押した。
一方、『ヤギと大悟』については持山勇太プロデューサーが登場し、「パワーアップしたい点、ないです。変わらずゆるりとやっていければ」とコメント。「1つだけルールがあるのは、ヤギがお腹いっぱいになったら撮れ高がなくてもロケ終了。それで作るしかない」と苦笑しつつ、「1回目から『地上波で放送していいのか』という不安があったんですけど、箱根駅伝の裏でトレンド1位になって、ポテンシャルはある」と自信も見せる。「若い人も取り込みたいなと思ってて、子供たちにもけっこう人気がある。SNSとかチェックさせてもらうと1歳くらいの子供がかぶりつきながら見ていて、本能的にヤギの可愛さを理解できるんだなと思う」とターゲット層についても言及。「『ポケモン』の流れもあるし、旅番組の要素もあるので全方位的に見ていただければと思っています」と期待した。
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