『ドンブラザーズVSゼンカイジャー』は最終回後を描くストーリー、脚本に井上敏樹＆香村純子

ついに最終回を迎えた『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』と『機界戦隊ゼンカイジャー、』によるスーパー戦隊“VSシリーズ”『暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー』が、5月3日より期間限定上映、9月27日にBlu-ray&DVD発売される。特報とポスターヴィジュアルも公開された。

本作では、主人公・桃井タロウの口癖「これでお前とも縁ができた」が『SNS流行語大賞2022』にノミネートされるなど話題となった『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』と、１人の人間と4人のキカイノイドが悪と戦う『機界戦隊ゼンカイジャー』が、“VSシリーズ”でついに夢の共演を果たす。混ぜるな危険とささやかれた2つスーパー戦隊の共闘は一体どんな化学反応が起きるのか？未体験ゾーンに突入したVSシリーズが誕生する。

作品は、「ゼンカイジャー編」「ドンブラザーズ編」「VS編」という三部構成となっており、TVシリーズのその後を描くストーリー、新フォームの登場などファン垂涎の展開が詰め込まれているという。脚本は「ドンブラザーズ編」を井上敏樹氏、「ゼンカイジャー編」を香村純子氏が担当する。監督は渡辺勝也氏。

公開されたポスターには、今作で初登場となるドンモモタロウとゼンカイザーの強化フォーム「ドンゼンカイモモタロウ」と「ゴールドンゼンカイザー」が中央に構え、さらに強烈な個性を放つドンブラザーズ、ゼンカイジャーのメンバーが躍動するポスタービジュアルとなっている。

そして特報では、『ドンブラザーズ』は最終話から1年後の世界が舞台となり、記憶が戻ったタロウの前でジロウの「あんたは縁が切れているんですよ」という衝撃的なひと言から始まる。さらにはジロウをリーダーとして戦っているお供たち全員からまさかのドンブラザーズを脱退したいという衝撃の告白が……。彼らはそれぞれ別の道を歩むことになるのか？

一方『ゼンカイジャー』は、上映初日がこどもの日（5/5）に近いことを意識したのかは不明だが、TVシリーズ第９カイ(９話)で話題を呼んだ“カシワモチワルド”が再び登場。並行世界を旅していた介人たちがゼンカイトピアの「カラフル」に戻ってくると全員が柏餅中毒になっており、さらにゾックスが柏餅王として君臨している事態に！　介人たちはゾックスとの戦いが不可避となってしまう。

そんな2つの世界で勃発した事件が次元を超えた“縁”で結ばれるという。はたしてどんな展開になるのか？次元を越えたミラクル・バトルに期待が膨らむ。

ストーリー

並行世界を巡る旅から駄菓子カフェ「カラフル」に帰ってきた介人たち。しかし、そこでは新たなカシワモチワルドと“柏餅王”となったゾックスが、ゼンカイトピアを支配していた!? またもや柏餅中毒だらけと化した世界を救うため、ゼンカイジャーの新たな戦いが始まる！
一方、ドンブラザーズの世界では、タロウが去って1年、お供の5人は充実したプライベートを送りつつ、ジロウをリーダーに戦いを続けていた。そんな中、記憶が戻ったタロウが喫茶「どんぶら」を訪れる。復帰を祝福されるタロウだが、同時にメンバー全員から受けたのはドンブラザーズ脱退の相談だった……。それぞれの道を歩むことを決めた直後、再び現れた機界鬼がタロウに襲い掛かる！２つの世界で勃発した事件が次元を越えた“縁”で結ばれたとき、2大スーパー戦隊の全力全開ミラクル･バトルが開幕する！