フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)では、起業家を目指す若者だけのシェアハウスに飛び込んだ人々を追った『CEOになりたくて ~ポンタの上京物語~』を19日に放送する。

  • ホテルを撮影するポンタさん=フジテレビ提供

今、若者の中で「起業」が大きなトレンドとなり、チャンスをつかもうと多くの若者たちが上京している。そんな彼らが、共同生活を送るのが、「U-25起業家シェアハウス」。月々の家賃は45,000円で、先輩のアドバイスを受けながら、自身のビジネスアイデアで起業を目指す場だ。

2022年6月、「子どもの頃からずっと、サラリーマンって楽しくなさそうだと思っていて…」と広島から上京してきた通称・ポンタさん(21)は中学生の頃、当時話題になった「高校生起業家」に憧れた1人。親の反対を押し切り、東京で一旗揚げようとやってきた。

「起業で人生を変えたい」というポンタさんの手元にあるのは、アルバイトでコツコツ貯めた120万円の軍資金と、温めてきた起業アイデアだ。それは、「スマホでホテルの紹介動画を見た人が、その画面から予約ができる」という宿泊予約サービスだ。先輩起業家にもアイデアを褒められ、「世界的なオンライン旅行会社を超える」と、大きな目標を掲げ、夢への一歩を踏み出した。

しかし、アプリを開発するスキルも動画編集の技術もないポンタさん。起業仲間を探すため、片っ端からメッセージを送るも、一向に賛同者は現れない。シェアハウスの同居人には、「ポンタには起業の覚悟がない」と厳しい指摘を受ける始末だった。

思うように起業が進まず退去する住人もいる中、CEOになることを目指すポンタさんの夢の行方を、女優・小芝風花のナレーションで追っていく。

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