お笑いコンビ・ジャルジャル(福徳秀介、後藤淳平)が、2023年度後期NHK連続テレビ小説『ブギウギ』に出演することが14日、発表された。2人とも朝ドラ初出演となる。

  • ジャルジャルの後藤淳平(左)と福徳秀介

連続テレビ小説第109作となる『ブギウギ』は、満面の笑顔と底抜けに明るいヒロイン・花田鈴子(趣里)が、多くの困難を乗り越え、歌手の道を突き進み、人々に勇気と希望を与えていく物語。戦後の大スター・笠置シヅ子さんをモデルとするが、激動の時代の渦中でひたむきに歌に踊りに向き合い続けたある歌手の波乱万丈の物語として大胆に再構成し、フィクションとして描く。

福徳が演じるのは、鈴子たち梅丸少女歌劇団(USK)の団員たちがよく訪れる、道頓堀にある洋食屋の配膳係・ハット。仕事をしながら鈴子たちともよく会話をしている。後藤が演じるのは、その洋食店の料理人・コック。おもしろそうな話が聞こえてくると厨房から顔を出して会話に加わってくる。

福徳は「10年以上前、コントの演技とドラマの演技の違いについて聞かれた際、『一緒ですね』と答えて、井筒監督に怒られたことがあります。もちろん怒られただけではなく、違いについて、ご教授いただきました。今回はそれを存分に発揮し、少しでも力になれたらな、と思っております! よろしくお願いいたします!」とコメント。

後藤も「小学生の頃、ギリギリまで朝ドラを見てから学校に行っていたぐらい生っ粋の連続テレビ小説ファンなので、とても光栄です。コンビで出させてもらうのでジャルジャルがコントをしている風に見えないよう、しっかりと物語に入り込みたいと思っています。よろしくお願いいたします!!」と意気込んでいる。

また、鈴子の最愛の人・村山愛助役を水上恒司、鈴子の幼なじみ・タイ子役を藤間爽子、銭湯の常連客・易者役をなだぎ武、銭湯の常連客・アホのおっちゃん役を岡部たかし、銭湯の釜炊き・ゴンベエ役を宇野祥平、鈴子の弟・花田六郎役を黒崎煌代、銭湯の常連客・アサ役を楠見薫、銭湯の常連客・熱々先生役を妹尾和夫、歌劇団の音楽部長・林役を橋本じゅん、歌劇団の専属ピアニスト・股野義夫役を森永悠希が演じることも発表された。水上、黒崎、妹尾は朝ドラ初出演となる。