叡山電鉄は、京都芸術大学の最寄り駅である茶山駅の駅名を4月1日から「茶山・京都芸術大学」駅に変更すると発表した。歴史ある「茶山」という地名を残しつつ大学の名称を加え、利用者にわかりやすい駅名とすることで、地域とともに連携したまちづくりを行うためと説明している。

  • 茶山駅は4月1日から「茶山・京都芸術大学」駅に

  • 駅名標のイメージ

  • 美装化後のイメージ

今回の駅名変更を機に、明るく快適で、より一層安全に利用してもらえる駅をめざし、バリアフリー化対応としてスロープの設置ならびに車両とホームの段差解消、あわせて美装化工事を計画した。美装化工事は沿線地域のまちづくりと教育・研究・文化力向上を目的に、京都芸術大学と包括連携協定を締結して実施予定となっている。

美装化工事の期間は2023年5～10月を予定。従来の鉄骨柱はそのままに、ホームの上屋および壁面に地産の京都北山杉丸太を造作に利用することで、駅の個性と温かさを感じさせるものとする。間接照明を用いて夜間のライトアップを行い、景観の向上もめざすとのこと。