叡山電鉄は28日、同社の車両700系のリニューアル4両目となる712号車(700系 デオ710形)を12月10日から運行開始すると発表した。これに先立ち、12月3・6日にプレイベントとして、車両展示撮影会・鉄道グッズ販売会と貸切運行を実施する。

  • 712号車のリニューアルイメージ

700系は叡山電鉄で初めて冷房装置を搭載した車両だが、1987(昭和62)年7月の運用開始から30年以上が経過しており、2018年から順次リニューアルを行っている。4両目のリニューアル車両となる712号車は、人と森が調和する沿線の景色をテーマに、緑色を基調とした外装デザインに。内装デザインにおいては、杉の景色を座席にあしらい、京都らしさの演出として、「京友禅硝子」の技術と川島織物セルコンのインテリアファブリックを融合した座席仕切りを採用した。

12月3・6日に行われるデビュープレイベントは、京阪カードの企画として事前申込制で実施され、修学院車庫にて車両展示撮影会、鉄道グッズ販売会を行い、撮影会参加者限定の貸切運行(修学院車庫から二軒茶屋駅へ。引上線で折り返し、出町柳駅まで運行)も実施する。12月6日の撮影会では、観光列車「ひえい」も並べて一緒に撮影できる予定。参加特典として、「712号車リニューアル記念乗車券」「当日の乗務員用時刻表(スタフ)レプリカ」各1セットが進呈される。

12月3日は午前の部(11時から12時40分頃まで)・午後の部(14時から15時40分頃まで)を開催。12月6日は午前の部のみ開催される。参加費は6,000円、定員は各回30名。申込みは京阪カードの通販サイト「e-kenetマーケット」にて、11月1日9時から受け付ける。申込期間は11月30日23時59分までだが、定員に達した時点で受付終了となる。

  • リニューアルされる712号車の外装デザイン

  • リニューアルされる712号車の内装デザイン

運行開始当日の12月10日、「712号車リニューアル記念乗車券」も発売。乗車駅から210円区間の乗車券(大人)、乗車駅から270円区間の乗車券(大人)の硬券2枚セットで、同日7時から出町柳駅で販売するほか、今後開催されるイベント会場等での販売も予定されている。500セット限定で販売され、1セット500円。2023年3月31日まで販売予定だが、なくなり次第、販売終了となる。