お笑いコンビの千鳥、テレビ埼玉(テレ玉)のバラエティ番組『いろはに千鳥』(毎週火曜23:00~)が10年目に突入したことを受け、番組愛あふれるコメントを寄せた。

大悟(左)とノブ

ノブは「千鳥の最長レギュラーです。別の番組で先輩芸人から『千鳥の代表作って何なん?』て聞かれて、せーので(大悟と)『いろはに千鳥』って言ったんですよ。あれは恥ずかしかった。自負している代表作ではあります。企画も面白いし、若手芸人も見られる。千鳥の精神的支えといいますか、原点になる番組なので、これからも20周年に向けて頑張っていきたいです」と、エピソードを交えながらコメント。

大悟は「東京で僕ら仕事がない頃、『いろはに千鳥』が始まりました。そこから千鳥の冠がつく番組が増えていきました。芸人として変わっていきそうなものですが、『いろはに千鳥』というお家があることによって、千鳥らしく変わらずいられたのは、この番組を10年やってたからじゃないかと思います」といい、「始まった当時、『50歳、60歳になってやって面白い番組はこれやろなー』と言っていたのが、10年たってその夢に近づいて、良い感じになってきたと思います」と手応えを語る。

様々なロケを行ってきた中で印象に残る回を聞くと、ノブは「20代の頃からロケでいろいろなこと体験しましたが、まさか30後半で卓球にハマるとは思いませんでした。この番組で卓球をやって、めっちゃおもろくて。その様子を見た卓球の金メダリストの水谷(隼)選手が、僕と大悟にオリジナルラケットを作ってプレゼントしてくれたんですよ。卓球回は本当に楽しいですね。みんなゲストの芸人もやってて楽しそうなので何か大きな大会ができたらなと思います」と意欲。

大悟は「いろいろなロケをやったのですが、一番珍しかったのは北海道ロケ。わざわざ北海道まで行って、2人でインタビューをずっと受けるという…。謎の回。北海道行ったのに、北海道らしいところは1つも行きませんでした。良いボケ方と言いますか、地方に行って地方の良いところを見せないという面白い回でしたね」と振り返った。

きょう7日の放送では、初回の放送を振り返り、番組が決まったときの2人の反応から初回ロケの様子など、懐かしの映像が登場。2月の放送は、番組の原点に戻った「ノブと大悟の埼玉を食べ尽くす『埼玉食べ尽くしツアーズ』」を繰り広げる。