俳優の間宮祥太朗が、1年を通して優秀な活躍をした俳優や映画・ドラマ等を表彰する「2023年エランドール賞」の新人賞を受賞し、2日、都内のホテルで行われた授賞式に出席した。

  • 満島真之介(左)と間宮祥太朗

間宮は「自分は15歳でトライストーンという今の事務所に入り、今年30(歳)になるので15年間、マネージャーも一度も変わることなく、この仕事をやってきました。なので、まずは一番身近な人としてマネージャーに感謝をしたいと思います。箸にも棒にもかからなかったときから自分のことを一生懸命営業してくださって、今自分がここに立ってると思います。ありがとうございます」と感謝。

マネージャーの尽力の結果、「いろんな現場に顔を出すことができるようになって、そこで出会った様々な方々や物事の縁がつながって、今ここに立てているかなと思います。やっぱり現場では出会って別れて、また出会っての繰り返しがすごく刺激的で、楽しい仕事だなと思います」と充実感を語った。

授賞式の時間が押していることもあって、挨拶を終えて早々に降壇しようとした間宮だったが、そこにドラマ『ナンバMG5』で兄役を演じた満島真之介がサプライズ登場し、間宮は思わず「マジで!?」と絶叫。熱すぎる長い長い抱擁を交わし、司会のフジテレビ軽部真一アナも「いやあ、兄弟愛ですね」と感心した。

満島は「巻かなきゃいけないときに俺はダメでしょ(笑)。皆さんこんにちは、エランドール賞新人賞をまだ獲ってない満島真之介です」とツカミで笑いを誘いながら、「間宮くんは僕がテレビでデビューしたときから、同じ作品に出ていて、そのときは本当に2人とも新人で、なかなか一緒に絡むこともなかったんですけど、同年代が真ん中に立っていろんな主役を張ってる中、本当に脇役で、ずっと底辺のところでしっかり作品を支えている人だなあって感じていました」と回想。

続けて、「去年、『ナンバMG5』というところで、もう一度再会して、それで兄弟役をやらせていただいて、あの作品が本当にうれしかったんです。魂と魂が出会ったような気がして、僕自身も1つステップアップした作品でした。そして、映画にしてもドラマにしても、間宮くんがどんどんどんどん大人になっていく姿を見て、本当に兄弟のように家族のように、ずっーと心の中にありまして、今日は本当にうれしくて駆けつけました!」と喜びを爆発させていた。

「2023年エランドール賞」受賞者

●新人賞
中川大志、芦田愛菜、松下洸平、岸井ゆきの、間宮祥太朗、奈緒

●プロデューサー賞
・映画部門:『ある男』(松竹) 田渕みのり、秋田周平
・テレビ部門:『カムカムエヴリバディ』(NHK) 堀之内礼二郎

●プロデューサー奨励賞
・映画部門:該当者なし
・テレビ部門:『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ) 草ケ谷大輔

●特別賞
・『ONE PIECE FILM RED』製作委員会
・『鎌倉殿の 13 人」制作チーム(NHK)
・『silent』制作チーム(フジテレビ)