俳優の眞島秀和が主演を務める読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『しょうもない僕らの恋愛論』(毎週木曜23:59~)第3話がきょう2日に放送される。

  • 左から眞島秀和、中田青渚=読売テレビ提供

恋愛作品の名手・原秀則氏による同名コミックスを映像化する同作は、40代独身のデザイナーが、2人の女性との交流を通じて人生と恋、そして過去にやり残した想いと向き合っていく姿を丁寧に描く等身大のヒューマンドラマ。物語は、眞島演じる拓郎のもとに、かつて想いを寄せていた女性・安奈が亡くなったという知らせが届くところから動き出す。安奈との過去に想いを残す拓郎、亡くなった母が過去に愛した人を追うくるみ(中田青渚)、そして拓郎に密かに想いを寄せる絵里(矢田亜希子)。どこか不器用な3人が、互いの考えに触れて刺激し合い、新たな一歩を踏み出していく。

亡くなった母親・安奈がかつて愛した人がどんな人なのか知りたいという思いを抱き、拓郎に会いに行ったくるみ。先週放送の第2話では、拓郎がくるみに20年前の学生時代に安奈の前から姿を消した理由を、「父親が倒れ、借金を背負い、大学中退となり色んな事に負い目を感じて、どんな顔をして会えば良いのか分からなくなってしまった」と語った。拓郎はくるみと出会ったことで過去の小さな後悔と向き合い、一歩前に進みだすのだった。

第3話では、友人からデザインの依頼を受けたくるみが本職である拓郎に相談しようと思い立ち、再び連絡をとる。デザイナーとして悩みを抱えていた拓郎だったが、自由でまっすぐデザインに向き合うくるみの姿勢を見て仕事への気持ちを奮い立たせることに。さらに絵里とくるみも初めて顔を合わせる。