元メジャーリーガーの松井秀喜氏が23日、YouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂』に出演。動画「【ゴジラin NYC (6)/7】落合さん・清原さん・ペタジーニ… 一塁手から激迷い! 松井秀喜さんが選ぶプロ野球ベストナイン【松井さんが全く歯が立たなかった最強投手とは?】」内で、巨人在籍時に「(状態が)いい時はトンデモない」と思った先発投手を明かした。

松井秀喜氏

同チャンネルでは今回、松井氏のNPB在籍時にプレイしていた選手からベストナインを選出する企画を実施。「自分が若い時はやっぱり、エースかなって思ったね」としつつ、先発で選出したのが斎藤雅樹氏だった。

連続完投勝利記録(11)とシーズン最多完封回数(7)のNPB最多記録を持つほか、セ・リーグ最多記録となる最多勝利を5回獲得するなど、平成野球界を代表するピッチャーの一人として知られる斎藤氏だが、松井氏が称賛したのは安定感というポイント。「試合を壊さないんですよ。多少調子悪くても、それなりにちゃんとまとめる」と振り返った。

また「(状態が)いい時はトンデモない」と絶賛。「このゲームを誰に任せたいかって言った時、斎藤さんを挙げるような気がする」と言い、当時の巨人には「先発三本柱」として、斎藤氏のほかに桑田真澄氏、槙原寛己氏もいたが、松井氏は「槇さん、桑田さんもスゴいピッチャーだけど、トータルで見たらなんとなく斎藤さんかな」と補足していた。