――今回泊まり込みの撮影だったということですが、笹森さん以外のお三方は何泊したのですか?

植田:10日間くらいガッツリ。『REAL⇔FAKE』の合宿ということでワクワクしましたが、みんな出番が多いのでプライベートの時間はそんなになく、役に向き合っている時間でした。

――洋館や森の中など撮影場所が特殊だったと思いますが、いかがでしたか?

植田:朝イチ起きて、ホットコーヒー飲みながら富士山を見たの最高じゃなかったですか?

一同:最高だったね~!

染谷:森の中での撮影は大変でした。夜めちゃくちゃ寒かったよね。10月下旬の撮影でしたが、どれくらい寒いかわからなくて、1日早く現場に入った植ちゃんに「現場の状況教えて」って聞いたら、「ギャン寒です」って返事が来ました。

植田:ギャン寒でしたね! あの森の中は寒さ感が違いました。

染谷:朝は霧がかかって何も見えない。その霧がだんだん晴れていくのは神秘的でした。でもとにかく寒かったです(笑)

猪野:ずっと「寒い!」しか言ってなかったです。「洋館きれい~!」とか「景色きれい~!」とかはなかったです(笑)

染谷:広樹はカメムシにすごい好かれていたよね。カメムシがなぜか広樹についていく。

猪野:あったね! カメムシの後ろに回っても方向転換してきて(笑)。あと気になったのは白い息。撮影で俺だけ白い息が出ていて。たぶん、ホットコーヒーを飲んだからだと。

植田:体の中が温かかったんだろうね。

――笹森さんは撮影1日だけというお話でしたが、いかがでしたか?

笹森:僕は森に行かなかったので、寒くはなかったです。

猪野:クソ……!(笑)

笹森:これを初日に言われました(笑)。久しぶりにお会いしたので大声で挨拶したら、本当に寒そうなテンションで「お前……」って。その「お前……」もすぐ解読できました。「お前、やっと来たな」「お前、今日帰るんだろ」「お前、森の撮影ないんだろ」と(笑)