近畿日本鉄道は、自転車をそのまま車内に積み込めるサイクルトレイン「観光列車『つどい』サイクルトレイン -KettA-」、愛称「ケッタ」を春以降に運行すると発表した。

  • 観光列車「つどい」によるサイクルトレインの利用イメージ

「ケッタ」は自転車を意味する方言で、おもに東海地方で用いられる。「東海地方でサイクリングを楽しむのに最適な列車になるように」との願いを込め、命名したという。

観光列車「つどい」の2号車に取外し可能なサイクルスタンドを設置し、サイクリングに適した春・秋に運行予定。近鉄名古屋・大阪上本町~賢島間を中心に、沿線各地を走行する。

運行に先立ち、3月4日11時から賢島駅でお披露目イベントを開催。同列車の到着式や志摩市キャラクター「しまこさん」による出迎えなどを行う。3月4・5日に試乗会も開催し、往路は近鉄名古屋駅7時26分発・賢島駅10時59分着、復路は賢島駅16時7分発・近鉄名古屋駅19時49分着で運転。参加人数は50名。近鉄のサイトにて参加方法が発表される。