フジテレビのドキュメンタリー番組『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』では、きょう13日(25:05~ ※関東ローカル)からA.B.C-Zの特集を放送する。

  • (左から)五関晃一、戸塚祥太、橋本良亮、河合郁人、塚田僚一=フジテレビ提供

2022年、デビュー10周年を迎えたA.B.C-Z。グループでの活動のみならず、個人で活躍する場も広げている。バラエティで活躍中の河合郁人は、数年前、番組収録の現場で「ジャニーさんに久々に褒められた」という過去を語る。最年少メンバーの橋本良亮は“ある日課”にハマっているといい、「29歳でこんなことをやっていたら、40~50代の俺は何をしているんだろうね」とつぶやく。

何事にも全力で、“A.B.C-Zの筋肉担当”の塚田僚一は「小さい頃からお母さんに言われていました。今でも言われます」というエピソードを紹介。役者の仕事に力を入れている戸塚祥太は「子どもの頃、ジャニーさんに唯一褒められたのが芝居だったかな」と振り返る。

そんな個性が強いメンバーたちとは対照的に「あまり自分にこだわらないようにしている」と話すのは、A.B.C-Zの最年長で、グループの振り付けを多く担当してきた五関晃一。彼がそう考える理由とは…。

A.B.C-Zが長年にわたって出演してきたのが、舞台『ジャニーズ伝説』シリーズ。ジャニー喜多川さんの実話をもとに、1960年代に全米デビューを目指した“初代ジャニーズ”の歴史を描いている。

河合は「(ジャニーズ事務所の)教科書のような話」だといい、同シリーズが始まった経緯を明かす。

今回で7度目の上演となる『ジャニーズ伝説』のステージで、“ジャニー喜多川”を演じるのは戸塚。番組が稽古場を取材すると、戸塚が帽子・メガネ姿で稽古に励んでいた。生前のジャニーさんを思わせるような装いに、同作で共演する7 MEN 侍(ジャニーズJr.)の佐々木大光からは「めっちゃ“ジャニーさんだ!”と思いました」との声が。戸塚の役作りはすでに始まっていた。

「もう後輩ジャニーズの層の厚さ、半端ないですからね!」と取材中に語る戸塚。続けて「先人たちのことを、後輩の世代にも伝えたい」と話し、数多くのグループのなかでもA.B.C-Zが『ジャニーズ伝説』を手がける意義を語っていく。

60年前、初代ジャニーズはどのような思いで全米デビューを目指していたのか。そして、今もなお続く“ジャニーズ”とは何なのか。『ジャニーズ伝説』に挑むA.B.C-Zの舞台裏を追う。

(C)フジテレビ