俳優の竜星涼が12日、都立大田桜台高校で行われたフジテレビ系ドラマ『スタンドUPスタート』(18日スタート、毎週水曜22:00~)のイベントに登場し、過酷な撮影を振り返った。

  • 竜星涼

自称“人間投資家”の三星大陽(竜星)が、さまざまな事情を抱えた“訳アリ人材”へ投資して再び生きる希望を取り戻させていく同ドラマ。劇中では小手伸也とともに真冬の夜の川に落ちるシーンがあり、竜星が「めちゃくちゃ大変でした。ほんと寒かったですよね!」と話すと、小手も「ビビりましたよ。12月の川に落ちるもんじゃないよ!」と激しく同意した。

衣装の下にウエットスーツを着込んでいたが、「(川に)入った瞬間までは『意外と大丈夫じゃん!』と思ったんですけど、隙間隙間から全部水が入ってきて、結果的にウエットスーツの中身が冷たい状態がずっと続くっていうのがあって、あれは本当に地獄だったよね」と小手が言うと、竜星も「地獄でしたね」と繰り返して同調。水深があるため、川底に台を置いていたそうだが、「すごい細いんで、足を踏み外すとお互いが支えながらじゃないと溺れそうになるんです」(竜星)と、緊迫の撮影だったことを明かした。

しかし、小手によると、「それをさ、スタッフさんが船の上からみんな笑ってるんだよ」とのことで、竜星は「『大丈夫大丈夫~』とか言うから、『やってみろよ!』って思いたくなる(笑)」と心のなかで訴えていたそう。

小手は、撮影が終わって船に乗り込むのに苦戦していたそうで、「本当に救助された人みたいになってましたよ」と回想するが、それだけ苦労して撮影しただけあって、竜星は「画としてはものすごくいいものになってます」とアピールした。

会場となった大田桜台高校は、ビジネスコミュニケーション科の進学型専門高校。イベントでは、生徒たちの将来の進路など悩みに竜星、小手、小泉孝太郎、吉野北人が、笑いも交えて真剣に答えていった。

  • (左から)小手伸也、小泉孝太郎、竜星涼、吉野北人