東京メトロと埼玉高速鉄道は、2023年3月18日のダイヤ改正で、東京メトロ南北線と埼玉スタジアム線において東急新横浜線・相鉄新横浜線との直通運転を開始すると発表した。日中時間帯は直通運転を行わず、朝と夕夜間を中心に直通列車が設定される。

  • 東京メトロ南北線の車両9000系。東急目黒線にも乗り入れる

ダイヤ改正後、相鉄線から東京メトロ南北線へ平日20本・土休日14本、埼玉高速鉄道(埼玉スタジアム線)へ平日19本・土休日10本の直通列車を設定。相模鉄道の発表によれば、平日に赤羽岩淵行1本・浦和美園行19本、土休日に赤羽岩淵行4本・浦和美園行10本を運転するという。

埼玉高速鉄道(埼玉スタジアム線)から相鉄線への直通列車は平日17本・土休日11本、東京メトロ南北線から相鉄線への直通列車は平日18本・土休日15本となる予定。他に新横浜駅発着の列車もあり、埼玉高速鉄道は新横浜行も含めた本数を平日36本・土休日26本と発表している。

日中時間帯は相鉄線から東京メトロ南北線および埼玉高速鉄道(埼玉スタジアム線)への直通運転を行わないため、新横浜駅などで乗換えが必要に。朝と夕夜間を中心に直通列車が設定され、7~9時台に相鉄線から東京メトロ南北線へ平日7本・土休日4本、東京メトロ南北線から相鉄線へ平日4本・土休日3本、17~19時台に相鉄線から東京メトロ南北線へ平日7本・土休日4本、東京メトロ南北線から相鉄線へ平日5本・土休日6本を運転するとのこと。

  • 相鉄線から東京メトロ南北線へ直通する列車の本数

東京メトロ南北線ではその他、5時台に運転される白金高輪発浦和美園行の列車1本を東急線内始発に変更し、目黒~白金高輪間で増発する。一部列車の行先・運転時刻の変更も予定されている。