原泰久さんによる中国歴史漫画『キングダム』を原作とした実写映画『キングダム』シリーズは、山﨑賢人さんや吉沢亮さん、橋本環奈さんら豪華キャストの共演で、2019年に『キングダム』、2022年に続編の『キングダム2 遥かなる大地へ』が公開されています。

今回は、映画『キングダム2 遥かなる大地へ』の実写キャスト・あらすじをご紹介。また、続編情報についてもまとめていますので、ぜひチェックしてください。

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映画『キングダム2 遥かなる大地へ』の主な実写キャスト一覧

まずは、映画『キングダム2 遥かなる大地へ』の主な実写キャストをマイナビ会員から寄せられたコメントとともに紹介します。

信(しん)【演/山﨑賢人】

春秋戦国時代の秦国に生きる青年。いまは亡き親友・漂との約束である天下の大将軍になるため、魏軍との蛇甘平原の戦いに参加。秦の国王・嬴政とは王宮奪還の戦いを通じて盟友となり、嬴政の夢である中華統一をともに目指しています。

本作の主人公・信を演じているのは、山﨑賢人さん。前作以上に壮大な戦いが繰り広げられた『キングダム2 遥かなる大地へ』でも、アクロバティックなアクションや乗馬を披露しました。

山﨑さんはその高い身体能力を生かし、本作のほかにもNetflixで配信中の『今際の国のアリス』シリーズなどアクション作品への出演が続いています。

・「リアルな演技がよかったから」(37歳男性)
・「前作に比べて演技に磨きがかかっていた」(女性27歳)
・「原作とイメージが一致していた」(40歳男性)
・「信を演じるのは彼しかいないと思えるほどハマり役だった」(49歳女性)
・「前作に続き、迫真の演技がすごかった」(44歳男性)

嬴政(えいせい)・漂(ひょう)【演/吉沢亮】

嬴政(えいせい)は、中華統一という大きな夢を持つ秦国の若き国王。一度は異母弟・成蟜(せいきょう)によるクーデターで王都を追われるも、信たちとともに戦い玉座を奪還しました。

そんな嬴政の影武者となったのが、信の幼なじみで親友の漂(ひょう)。自らの運命を理解して嬴政の身代わりとなり命を落とし、天下の大将軍になるという夢を信に託しました。

容姿が瓜二つ、という設定の嬴政と漂を1人2役で演じたのは吉沢亮さん。『キングダム2』では嬴政役をメインに演じました。吉沢さんの近年の主な主演作には、大河ドラマ『青天を衝け』、月9ドラマ『PICU 小児集中治療室』、映画『ブラックナイトパレード』などがあります。

・「1作目よりもますます存在感があり、演技が想像以上にうまくなっていた」(54歳女性)
・「1のときもかっこよかったけど、大河ドラマ『青天を衝け』でさらにファンになった後だったので、よりかっこよくてドキドキした」(46歳女性)
・「キャスティングがマッチしていて物語が入ってきやすい」(36歳男性)
・「主人公よりも気になる存在感でかっこいいし、影がある役柄もよかったです」(33歳女性)
・「個人的に思い入れのあるキャラだから」(37歳男性)

河了貂(かりょうてん)【演/橋本環奈】

身寄りがなく放浪しながら暮らしていた山民族の末裔。王座奪還の戦いで信と嬴政に出会って居場所を見つけ、2人と歩みをともにするようになります。長く1人で生き抜いてきたため多くの知識や能力を身に付けており、猪突猛進な信をそばでサポートする存在です。

そんな河了貂を演じたのは橋本環奈さん。漫画の実写化作品への出演が多い橋本さんは、毎回キャラクターの再現度の高さが話題に。近年の出演作には、主演映画『カラダ探し』や、嬴政役の吉沢亮さんとの共演作『ブラックナイトパレード』などがあります。

・「戦場では的確な判断と頭脳明晰な軍師として活躍する一方で、思わず恋愛に発展しそうな信とのやりとりでは可愛い一面がある」(55歳男性)
・「キャラと合っていたし声も可愛かったから」(45歳男性)
・「前作と同じく橋本環奈がとにかく可愛くて最高でした」(59歳男性)
・「前作からさらに魅力のあるキャラとなり、演技もとてもよかった」(50歳男性)

羌瘣(きょうかい)【演/清野菜名】

1,000年以上の歴史を持つ伝説の暗殺一族・蚩尤(しゆう)の一人。特殊な呼吸法でその身に神を宿す“巫舞"の使い手で、舞うように戦います。蛇甘平原の戦いでは信と一緒に伍を組みますが、信たちには一切心を開こうとしません。

『キングダム2』から登場した重要人物・羌瘣を演じたのは、清野菜名さん。映画『TOKYO TRIBE』やドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』などで抜群のアクションを披露した清野さんが、人間離れした動きで戦う羌瘣を見事に演じました。

・「清野菜名さんはアクション俳優として定評がある女優さんで、最高にハマり役だった。演技力、身体能力、女優としての経験値、哀愁のイメ-ジを持ち合わせていた」(62歳男性)
・「アクションが素晴らしい」(63歳男性)
・「圧倒的な戦闘力を持った戦士。小柄にもかかわらず、異常なほどの身体能力を持ったこの役をこなせる女優さんは清野菜名さんしかいないのではと感じました。静と動の両面を持つ役柄に清野菜名さんらしい女性らしさが加わって、キャスティングとしては完ぺきだったと思います」(60歳男性)
・「アクションシーンがうまいと思いました」(50歳男性)
・「原作のイメージ通りで美しかった」(47歳男性)

麃公(ひょうこう)【演/豊川悦司】

秦国最強の六大将軍にも引けを取らない力を持つといわれる大将軍で、蛇甘平原の戦いの指揮を執る総大将。長年前線を拠点としており、自ら率先して敵総大将の首を狙うことも。戦局を感覚で読み取る独特の感性の持ち主で、一歩兵である信に興味を示します。

原作でも強烈な存在感を放つキャラクター・麃公を演じたのは、豊川悦司さん。大きな体躯に巨大な鎧、髪型や髭に至るまで完全再現されたビジュアルで、秦国随一の豪傑を快演しました。

・「役にハマっていたと思いました」(48歳女性)

呂不韋(りょふい)【演/佐藤浩市】

商人の出ながら臣下の最高位である丞相にまで上り詰めた野心家で、秦王・嬴政の座を脅かす存在。天才的な商才で巨万の富を蓄えており、その財力と頭脳で権力を欲しいままにしています。

秦国の実権を裏で牛耳り、嬴政と長く対立することになる呂不韋を演じたのは佐藤浩市さん。戦の裏側で暗躍する権力者の姿を深みある演技で存在感たっぷりに演じました。佐藤さんの近年の出演作には映画『Fukushima 50』『サイレント・トーキョー』などがあります。

・「演技のプロフェッショナルさを感じた。さすが往年の役者であり、作品を際立たせていた」(46歳男性)
・「漫画のように貫禄があり、かっこいいと思ったから」(51歳男性)
・「原作と同じく勇ましいイメージがピッタリだと思ったから」(46歳男性)

王騎(おうき)【演/大沢たかお】

秦国最強の6人と謳われた六大将軍の1人。しばらく前線から退いていましたが、気まぐれに戦場にやってきては戦の勝敗を大きく揺るがす行動に出ます。蛇甘平原の戦いでは、参戦せず戦の行方を見届けました。

映画1作目でその再現度の高さが大きな話題となった大沢たかおさんが王騎役を続投。20キロ近く増量し作り上げたという肉体は健在で、『キングダム2』でも圧倒的な存在感を放ちました。大沢さんの近年の出演作には映画『AI崩壊』『妖怪大戦争 ガーディアンズ』などがあります。

・「前作よりも真に迫る演技だったと思う」(73歳男性)
・「不気味な演技が印象に残った」(46歳男性)
・「大沢さんの演技がとても上手でキャラに合っていた」(39歳男性)
・「この映画のために体を仕上げていてびっくりする」(46歳男性)

映画『キングダム2 遥かなる大地へ』のあらすじ

信や河了貂、楊端和(長澤まさみさん)らの協力を得てクーデターを鎮圧し、見事玉座を奪還した秦国国王・嬴政。ところがその半年後、王宮を新たな危機が襲います。隣国「魏」が、国境を越えて秦の領土への侵攻を始めたのです。

秦国は嬴政の号令によって魏討伐に向けて進軍。決戦の地・蛇甘平原に軍を起こします。そこには、歩兵として戦に参加する信の姿もありました。王都奪還で大きな活躍を見せたものの、まだ公式の戦績がない信はこの戦で武功をあげようと意気込みます。

同郷の尾平(岡山天音さん)や尾到(三浦貴大さん)、子どものような風貌をした羌瘣らと伍(五人一組の軍でのチーム)を組んだ信は、ついに戦場に到着。ところが信たちが着いたころにはすでに勝敗の鍵を握る丘を魏軍に占領され、多くの歩兵が戦死しているという最悪の戦況で……。

作品概要(公開日・主題歌)

公開日/2022年7月15日
監督/佐藤信介
脚本/黒岩勉
主題歌/ Mr.Children『生きろ』

映画『キングダム2 遥かなる大地へ』を鑑賞したユーザーの感想

・「前作と変わらず楽しめる映画だった。続編への期待も沸くほどおもしろかった」(46歳男性)
・「前作を上回る世界観で見ていて没入感もすごくあった」(52歳男性)
・「続編がいずれ公開されるだろう期待感が持てた」(50歳男性)
・「前作同様、全体的なクオリティが高く、アニメとはまた違った良さがありました」(29歳男性)
・「最後までどうなるかわからないストーリー展開が素敵でした。オールキャストが素晴らしかったです」(33歳女性)
・「前回よりも戦のシーンが洗練されていた」(42歳男性)
・「続編が楽しみになった」(45歳男性)

映画『キングダム』シリーズに続編はある?

2019年に1作目『キングダム』、2022年に2作目である『キングダム2 遥かなる大地へ』が公開された『キングダム』シリーズ。これまでの実写映画2作で描かれたのは原作コミック10巻までのエピソードです。

原作は既刊66巻で2022年12月時点も『週刊ヤングジャンプ』で連載中。そのため、実写映画の続編制作にも期待が寄せられていましたが、最新作『キングダム2』のエンドロールでは『キングダム3』の予告映像が!

具体的な日にちはまだ発表されていませんが、2023年に公開されるそうです。

『キングダム2』以降のエピソードには原作での人気も高い李牧や龐煖(ほうけん)、紫夏らの登場も想定され、早くもキャスト予想が盛り上がっています。

映画『キングダム2 遥かなる大地へ』をチェックしよう!

映画『キングダム2 遥かなる大地へ』の実写キャストとあらすじをマイナビニュース会員のコメントとともに紹介しました。

1作目からよりパワーアップした豪華キャストや迫力の戦闘シーンで大ヒットを記録した『キングダム2 遥かなる大地へ』。2023年には映画第3弾の公開も控えており、今後ますます盛り上がりをみせそうな『キングダム』シリーズから目が離せませんね。

調査時期: 2022年11月11日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計513人(男性: 387人、女性: 126人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート

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