波佐見町(はさみちょう)は長崎県の中央部に位置し、四方を山に囲まれた県内で唯一海のない町です。そんな波佐見町は、400年の伝統をもつ「やきものの町」として全国的に有名な「波佐見焼」という伝統工芸品があります。白磁と透明感のある藍色で絵付けされた美しい陶磁器で、日用和食器として今も多くの方に親しまれています。

「波佐見焼」といえば、お皿を思い浮かべる方も多いかと思いますが、お皿だけではありません。実は暮らしを豊かにする色んなやきものがたくさんあります。ふるさと納税には、一体どんな波佐見焼の返礼品があるのでしょうか。

本稿では、マイナビふるさと納税担当者 が、気になった返礼品を紹介していきます。

今回は、「【波佐見焼】セラミック コーヒーフィルター 兼 ドリッパー 」の特徴や生産者の商品に対するこだわり、返礼品になった経緯などについて詳しく調べてみました!

「【波佐見焼】セラミック コーヒーフィルター 兼 ドリッパー 」について

・返礼品名:【波佐見焼】セラミック コーヒーフィルター 兼 ドリッパー (ダークグレー)
・提供事業者:まるしん
・内容:サイズ 径10.5×高7.2cm 重160g
・〒859-3702 長崎県東彼杵郡波佐見町湯無田郷910−5
・寄附金額:1万2000円

「【波佐見焼】セラミック コーヒーフィルター 兼 ドリッパー」のふるさと納税の寄附金額は1万2000円。
長崎県波佐見町の窯元で作られた「コフィル」のセラミックコーヒーフィルターです。紙フィルター不要で、使用後はフィルターを水・お湯等で洗い流せば、繰り返し使用できます。

  • セラミック コーヒーフィルター 兼 ドリッパー

「コフィル」は、表面の凹凸が水や汚れを弾く「ロ-タス効果」を取り入れたコーヒーフィルターです。雑味を取り除きながら、コーヒーオイルはしっかり抽水し、マイルドで美味しいコーヒーを味わうことができます。
使い方は、マグカップに直接乗せて淹れるだけなのでとっても簡単! 2~3人分を一緒に淹れる時はガラスポットに乗せると便利に使うことができます。
  • 「コフィル」セット内容

令和3年度の波佐見町ふるさと納税寄附額は20.3億円。その中で最も申し込み件数の多かった返礼品が「波佐見焼」だそうです。

波佐見焼といえばお皿などの食器のイメージがあります。しかし実際はお皿だけでなく「コフィル」のように暮らしを豊かにするたくさんの種類の波佐見焼があるのです。

寄附者からの反響

・初めて「コフィル」でコーヒーを淹れてみて、「美味しさがペーパーと明らかに違う!」 というのを感じました。冷めてからも美味しくいただけました。
・見た目がオシャレだし、水ですすぐだけでお手入れができて、使いやすいです。ペーパーフィルターだと紙の匂いが気になるのですが、こちらだと気にならないところも嬉しいです。
・コーヒーの苦味までしっかり味わえて、とても美味しいです。こんなに味が変わるとは! みんなにおすすめしたいです。

事業者の想い

毎日楽しむコーヒーですが、毎回ペーパーフィルターのゴミが出るのが気になっていました。「波佐見焼でセラミックのコーヒーフィルターを作れないか? 」そんな想いから始まりました。技術面では長崎県窯業技術センタ-にも協力いただき、ただ抽出できるだけでなく、雑味だけを取り除いて、まろやかになるような抽出を実現。繰り返し使える波佐見焼のコーヒーフィルターで、毎日のコーヒータイムをより美味しく、そして環境にも優しい暮らしを楽しんでいただきたいです。


今回は、波佐見町の伝統工芸品「【波佐見焼】セラミック コーヒーフィルター 兼 ドリッパー 」のふるさと納税返礼品を紹介しました。毎日飲むコーヒーだからこそ、豆だけではなくフィルターにもこだわりをもってみるのもいいかもしれません。1ランク上の、上質なコーヒータイムを味わいたい方は一度チェックしてみて下さい。