インタースペースの運営する旅行SNS「RECOTRIP(レコトリップ)」は、2022年に実際にユーザーが行って評価の高かった観光スポットベスト30を東日本、西日本それぞれ発表した。

  • 「RECOTRIP 2022年 人気観光スポットベスト30(東日本・西日本)」発表

「RECOTRIP」は、旅行者の口コミから新しい発見ができる旅行SNS。

今回、2022年1月1日〜12月4日に実際に訪問したRECOTRIPユーザー数や、ユーザーがスポットにつけた評価を独自でスコア化。約32,000のスポットから合計スコアが高かったスポットを「人気観光スポット」として作成したランキングを東日本・西日本エリアでそれぞれ発表した(新潟県・長野県・静岡県以東を東日本エリアとしている)。

2022年は依然として美しい自然や季節を感じられる観光名所の支持が高いなか、テーマパークや複合施設の人気復活が目立った。昨年と比較し、外出がしやすくなったことに加え、全国旅行支援やイベント割など、観光支援策の影響も考えられる。

■「東日本ベスト20」

  • 「東日本ベスト20」

東日本では昨年に続き国営ひたち海浜公園が首位をキープ。東京ディズニーランドが大きく順位をあげた。

善光寺は7年に一度の御開帳があり希少な機会として多くの観光客が訪れた。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の舞台となった鶴岡八幡宮もランキング入りを果たし、メディアの効果がうかがえる。

1位「国営ひたち海浜公園」(茨城県)

  • 1位「国営ひたち海浜公園」(茨城県)

国営ひたち海浜公園」は、茨城県ひたちなか市にある国営公園。開園面積は約215haで国内最大級の広さを誇り、園内は7つのエリアに分かれている。

自然に囲まれた園内は、季節毎に美しい花々が楽しめる。特に人気なのは、春の約530万本のネモフィラが辺り一面を埋め尽くした青い世界と、秋のコキアの紅葉が台地を真っ赤に染める風景だ。

その他にも、サイクリングコースや林間アスレチック広場、バーベキュー広場などがあります。25種類以上のアトラクションや観覧車が楽しめる遊園地「プレジャーガーデン」があり、子供から大人まで季節を問わず楽しめるレジャースポットとして人気を得ている。

2位「東京ディズニーランド」(千葉県)

  • 2位「東京ディズニーランド」(千葉県)

「東京ディズニーランド」は1983年、千葉県浦安市舞浜にオープン。常に進化をし続けるパーク内は、何度訪れても飽きさせることなく、夢を与え続けてくれている。

シンデレラ城を中心とした7つのエリアに分れたパーク内は、冒険、童話、未来などのテーマに沿って構成されている。それぞれのエリアにアトラクション、飲食店、ショップなどが用意されており、ゴミ箱に至るまでテーマから外れることなく「おとぎの世界」が広がる。

「白雪姫」や「ピーターパン」などの数々の名作の世界を実体験できるのも魅力。物語の主人公になった気分で、1日を満喫できる。

2022年は休止されていた施設や季節のイベントもほぼ復活し、3年ぶりに開催された「ディズニー・クリスマス」は沢山の人で賑わった。

笑顔、驚き、発見の連続で1日居てもいたりないほどの大スケールのパークは、大人から子どもまで楽しめる幸せなスポットとなっている。

3位「白金青い池」(北海道)

  • 3位「白金青い池」(北海道)

北海道の美瑛町にある「白金青い池」。もともとは、美瑛川に作られた堰堤によってできた人造池として存在していた。時が経つに連れ、自然の力により不思議な程に青く輝くようになったという。

現在では、世界的に有名な絶景スポットとして知られるようになり、多くの観光客が訪れる観光地となった。

白金青い池は、訪れる季節や天候によって、まったく違く表情を見せることでも知られている。春は優しいエメラルドグリーンに、夏は周りの木々の新緑とのコントラストも楽しめる明るいブルー、秋は色づく紅葉と水鏡の絶景、冬は凍り付く池と白銀の世界。四季折々で出会える異なった青い池を楽しめる。

■「西日本ベスト20」

  • 「西日本ベスト20」

西日本では昨年に続き清水寺をはじめとした歴史的名所が上位を占めるなか、東日本と同じくテーマパークや水族館、複合施設などの順位上昇が目立った。

今回ランクインした角島大橋は、数々のCM撮影や映画の舞台にも取り上げられ年々人気が高まり続けている。

1位「清水寺」(京都府)

  • 1位「清水寺」(京都府)

「清水寺(きよみずでら)」は、京都府東山連峰のひとつ、音羽山の中腹に建っている寺院。1994年にユネスコ世界文化遺産「古都京都の文化財」のひとつとして登録されている。

清水寺は、観音様にお参りする場所としてあり、ご本尊は「十一面千手観音菩薩」。観音像は、11の表情と42の手から成り、その姿は大きな慈悲を表している。古くから、無病息災や立身出世、良縁などを願う人々から熱く信仰されてきた。

国宝と重要文化財を含む30以上もの碑が立ち並ぶ清水寺は、過去10回以上の大火災を乗り越え、何度も再建されてきた。現在の姿は1633年に再建されたもの。開創されてから1200余年、大慈大悲を象徴する観音様を一目見ようと多くの来訪者が訪れる。

2位「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」(大阪府)

  • 2位「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」(大阪府)

「ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)」は、大阪府大阪市此花区にあるテーマパーク。ワールドクラスのエンターテインメントを大集結させたテーマパークで、ハリウッド映画の世界観が繰り広げられている。「RECOTRIP」の人気観光スポット「西日本ランキング2位」に選ばれた。

園内では数々のイベントが開催されており、アトラクションをはじめ、レストランやショップ、ホテルなどの施設が充実。宿泊可能なので心ゆくまでハリウッドの世界を堪能することができる。

1周年の『スーパー・ニンテンドー・ワールド』をはじめ、2022年は「周年」がいくつもあり、クリスマスイベントではギネス記録を持つクリスマスツリーが3年ぶりに復活するなど沢山のワクワクを与えてくれた。

交通アクセスは、大阪国際空港(伊丹空港)からユニバーサルスタジオジャパン駅まで約35分。各方面からは、西九条駅下車、JR線に乗り換えて約5分でユニバーサルスタジオジャパン駅に到着する。

3位「ハウステンボス」(長崎県)

  • 3位「ハウステンボス」(長崎県)

「ハウステンボス」は、長崎県佐世保市にある滞在型リゾートテーマパーク。東京ドーム33個分という広大な敷地にホテルや美術館、ショップなどが点在し、単独テーマパークとしては日本最大規模を誇る。

ヨーロッパ調の町並みや石畳が特徴のパーク内では、「光の王国」「花の王国」「ロボットの王国」など季節毎にテーマの異なったイベントを開催。春から夏に開催される「花の王国」は、アジア最大級のバラ園や100万本のチューリップなど、四季折々の美しい花々が咲き乱れる。

また、冬の風物詩にもなっている「光の王国」のイルミネーションでは、プロジェクションマッピングや1,300万球ものLEDライトが点灯する日本屈指のイルミネーションを楽しめる。

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